レビュー:Surface Pro試用レポート(後編) ソフトウェア紹介

Brother Hawk
Brother Hawk
2013年08月12日, 午後 03:27 in Surface
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前編に続いて、マイクロソフトの タブレットPC Surface Pro のレビューをお届けします。前回は Surface おさらいも含めてハードウェア中心に紹介しましたので、後編はベンチマークテストやソフトウェアを主に書きたいと思います。


Core i5搭載タブレットとしては平凡

初期起動時のスタート画面は2画面構成です。1画面はWindows 8標準、もう1画面も最後のSkypeとOffice以外はWindows 8標準の内容となっています。また、アプリ画面を見る限り、標準アプリ以外ではこの2点だけのプリインストールで、他はデスクトップアプリ、Windowsストアアプリ共にインストールされていません。

マイクロソフトの立場上、サードパーティ製のアプリをプリインストールするのは難しいのでしょう。ただせっかくペン入力に対応しているのですから、何か特徴的なWindowsストアアプリが欲しいところです。


スタート画面(1/2)
Windows 8標準アプリが並びます


スタート画面(2/2)
最後のSkypeとOfficeがプリインストールアプリとなります


アプリ画面
この他に、既定のプログラム、コマンドプロンプト、コントロールパネル、コンピュータ、タスクマネージャ、ファイル名を指定して実行、ヘルプとサポートがあります

デスクトップも素のデスクトップです。10.6インチでフルHDということもあり、画面のスケーリングはは大(150%)になっています。それでもタッチで操作するにはギリギリです。またWindowsストアアプリのSkyDriveはプリインストールされていますので、せめてデスクトップアプリのSkyDrive程度はあっても良いかも知れません。

逆にいろいろアプリが入っていないPCは、自分の環境を構築しやすく、玄人ユーザーや企業が喜ぶ傾向にあります。Surface Proに限らずSurface RTも含め、法人用途が十分考えられますので、あえてこのような仕様にしている可能性も考えられます。

ストレージに関しては128GBモデルの場合、Cドライブに約110GBを割当てています。動画編集や画像処理を行わない限り、もしくはこれらのライブラリを大量に持ち歩かない限り、容量不足の心配はないでしょう。またmicroSDXCメモリカードスロットがありますので、こちらにデータを退避する事もできます。


デスクトップ
何もインストールされず素のデスクトップです。画面のスケーリングはは大(150%)になっています


デバイスマネージャー
前編で触れましたが、チップセットはIntel HM77 Express、ストレージはSAMSUNG MZMPC128HBFU、BluetoothとWi-Fiに関してはMarvell AVASTARです


ディスクの管理
128GBモデルの場合、Cドライブのみの1パーティションで、約110GBを割当てています

ベンチマークテストは、オーソドックスなWindows エクスペリエンス インデックス、CrystalMark、BBenchの結果を見たいと思います。

Windows エクスペリエンス インデックスは、総合5.5。プロセッサ6.9、メモリ5.9、グラフィックス5.5、ゲーム用グラフィックス6.4、プライマリハードディスク8.1。CrystalMarkはALU 38105、FPU 36216、MEM 39324、HDD 37038、GDI 14131、D2D 1925、OGL NGとなりました。

グラフィックスはプロセッサ内蔵Intel HD Graphics 4000なので高い値は望めませんが、ストレージは少し速目で、全体のバランスは良さそうです。CrystalMarkも同じ傾向が見て取れます。但し何故かOGLは作動しませんでした。


ベンチマークテスト(左:Windows エクスペリエンス インデックス、右:CrystalMark)
どちらもバランスが取れたスコアになっています。Core i5、Intel HD Graphics 4000、SSD構成のPCとしては平均的(CrystalMarkのOGLはなぜか動作しませんでした)でしょうか

BBenchは、省電力、バックライトの輝度最小、サウンドミュート、Wi-FiとBluetoothは共にON、キーストローク出力ON、Web巡回ONの状態で計測しました。バッテリー残8%で、19,964秒/5.5時間となります。

駆動時間は仕様上最大4時間ですから1.5時間ほど超過。ただし、バックライトの輝度を最小にすると少々見えにくいので、明るくした場合、実際はもう少し駆動時間が短くなりそうです。



講評

Surface Proは、ハードウェアこそ、VaporMg製ボディやキックスタンド、オプションでTouch CoverやType Coverを用意するなど、他社にはない独特な雰囲気を持つタブレットに仕上がっていますが、ソフトウェア的には、Windows 8の標準構成に加え、SkypeとOfficeを搭載するにとどまり、ほぼ素のWindows 8に近い状態になっています。

パフォーマンスを見てもCore i5とIntel HD Graphics 4000、そしてSSDで組まれた平均的なPCの域を超えていません。バッテリー駆動時間はこのサイズのタブレットとしは短めです。独特のルックスやオプション、そしてペン入力に魅力を感じるか感じないかで評価が分かれるタブレットと言えるでしょう。
 
 

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