エプソンが、Android 搭載シースルー型ヘッドマウントディスプレイ Moverio BT-100 のアプリ開発コンテスト「See Smarter」を米国で開催します。

モベリオは、エプソンいわく「いつでもどこでも大画面で映像、音楽、Webコンテンツを楽しむことができるシースルーモバイルビューアー」製品。


機能的には、WiFi に対応し単体でウェブブラウジングが可能。また DLNA (DTCP-IP) と CPRM に対応し、録画したテレビ番組を WiFi や microSD カード経由で再生することもできます。

HMD というとソニーの HMZ-T2 や Oculus の Oculus Rift が思い浮かびますが、モベリオは単体で使用できる Android デバイスという点で、Google Glass に近い製品と言えます。違いは Google Glass が視界の隅にさりげなく情報を表示するのに対して、モベリオは現実と映像を重ねて表示できること。



今回のコンテストは、チームを組んで短時間でアイデア出しからデモまでを完成させるハッキングマラソン、いわゆるハッカソン (Hackathon) の形式で実施します。目的はモベリオの機能を活かしたクリエイティブかつ実用的なアプリケーションの開発。優れたユーザーインターフェイスも評価対象です。

定員は開発者枠が30人、デザイナー枠が10人、ビジネスコンサルタント/マーケティング枠が10人の計50名。参加者にはモバイル/拡張現実/ゲーム分野での経験を求めています。

開催場所は米国カリフォルニア州ロングビーチ。期間は8月24日から25日。またエプソンは参加者に昼食とおやつ、サポートを提供します。

賞金は最優秀チームに1000ドル。次点は2チーム選ばれ、賞金は500ドルずつ授与されます。

モベリオをもとに開発したリアル電脳メガネ「META.01」のような、ユニークな活用方法が生まれることを期待したいところです。


なお国内では、モベリオを使用した日本初の「AR演劇」実証実験を、アイドルグループ「東京パフォーマンスドール」の公演で実施中です。



これは舞台進行と連動した映像コンテンツを、特設シートに設置したモベリオで一括同時再生するという試みで、観客は舞台上のパフォーマンスと、3Dオブジェクトなどの映像コンテンツを重ね合わせて楽しむことができるとされています。