Windows 8はCPUクロック変更でリアルタイムクロックも変動、ベンチマーク結果にも影響

Takuro Matsukawa
Takuro Matsukawa
2013年08月21日, 午前 08:18 in benchmark
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CPUやグラフィックボードなどのベンチマークを集計するサイト HWBOT が、今後は Windows 8 環境でのベンチマークスコアの登録を受け付けないと発表しました。

理由は Windows 8 環境でCPU をオーバークロック / ダウンクロックした場合、 RTC (Real Time Clock、PCの電源がOFFの間も時刻を刻み続ける機能) が実際の時間より早く/遅く進むので正確な計測ができず、ベンチマーク結果に信頼性が無くなったため、としています。

HWBOT によると、この問題が発生する理由として、Windows 8 における RTC の仕様が Windows 7 以前のOSから変わり、CPUクロックの影響を受けるようになったため、としています。

多くのベンチマークソフトは、経過した計測時間を確認するのにRTCを使用しています。そのためCPUをダウンクロックしたWindows 8 PCでベンチを実行すると、RTCが遅く進むのでベンチも規定の時間より長く動作することになります。

その結果、たとえばFPS (Frames Per Second、1秒間に何コマ描写するか)を計るベンチの場合、通常クロックの1秒がダウンクロックした場合は1.x 秒になるため、ダウンクロックしたほうがFPSが高くなる可能性が生まれます。

実際に、通常クロックとダウンクロックした場合のベンチマークスコアを比較したところ、ダウンクロックしたほうがスコアが伸びるという結果が出ています。

なお Windows 8 環境で RTS の影響を受けないベンチマークソフトは存在しないとのこと。また Windows 8.1 でも問題は発生するとしています。

CPUについては、Intel 環境では Haswell / Ivy Bridge / Sandy Bridge / Gulftown / Wolfdale で発生を確認済み。なお AMD 環境では問題なしという検証結果が出ています。

各種ベンチマークの結果など、詳細な検証結果はリンク先へどうぞ。


ダウンクロックした場合の検証動画

PCの時計が10時46分になると同時にストップウォッチをスタート。ストップウォッチが5分経過した時点でPCの時計は4分42秒しか経過しておらず、18秒もの遅れが発生しています。


オーバークロックした場合の検証動画

ストップウォッチが2分の時点でPCは3秒ほど早く進んでいます。
 
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