こちらも IFA 2013 から。ソニーが「ポータブルワイヤレスサーバ」 WG-C20 を発表しました。無線LANとSDカードスロットを備え、WiFi経由でPCやスマートフォンなどからSDカード内のコンテンツにアクセスできる製品です。
これは今年4月に発売された WG-C10 の進化版にあたり、外部機器をUSB端子で充電できるバッテリーは3000mAhに大容量化しました。出力も5V最大1.5Aになり、USBメモリーのほかバスパワー駆動のポータブルHDDを接続したり、スマートフォンなどの充電もできます。
機能的には、新たにNFC に対応しました。これによりNFC対応スマートフォンなどとタッチすると、自動でアプリが起動してWiFi接続が完了します。
サーバ部分は DLNA に対応し、DLNA対応のテレビやオーディオ機器などにコンテンツをストリーミングできます。
筐体デザインはC10と比較して面積が広がりつつ薄型化。ソニーでは、最新のXperia にあったデザインになったと表現しています。
こちらは現行の WG-C10
WG-C20
主な仕様はSDカードスロット(SDXC対応)、USB Aポート x1、microB ポート x1、802.11b/g/n WiFi (2.4GHz)、NFC、DLNA (M-DMS)対応など。
同時接続可能な機器は8台まで。ストレージ内のフォルダは個別に公開/非公開を設定可能です。またアクセス用のパスワードも設定できます。
内蔵バッテリーの容量は3000mAh。駆動時間はMP3ストリーミングで約10時間。USB給電機能はDC 5V、最大1.5A。
対応OSは Android 4.0.3以降、iOS 6.0以降、Windows 8/7 SP1/Vista SP2/XP SP3 以降、Mac OS X10.6以降。
本体カラーはブラック、ホワイト、パープルの3色。サイズは約W71 x H144 x D9mm、重さ約135g。
発売時期は欧州で2013年11月予定。価格は未定。今のところ日本での取り扱いについて発表はありません。