9月17日発売の新車 A3 Sportback 向けに、アウディが車載ネット接続サービス Audi Connect を開始しました。A3 が搭載する MMI(マルチメディアインターフェース)ナビシステムのオプションとして提供するもので、3G 通信モジュールによりインターネット接続に対応します。
ナビの画面に天気やニュース、渋滞情報などリアルタイム情報を表示できることに加え、国内で販売される自動車としては初めて、車内 WiFi スポット機能を搭載します。


車内 WiFi スポットに接続できるデバイスは最大8台まで。 iPod touch や WiFi モデルのタブレットでも走行中にインターネットに接続できます。 3G 回線のキャリアはソフトバンクで、転送量上限は月間 400MB。通信費用は必要ありません。

上限 400MBというのはやや心許無い数字ですが、MMI ナビシステムの機能を使用するだけなら必要十分な容量とのこと。動画サイトを見るのは控えておいたほうが良さそうです。なお、転送量が上限に達した場合はそれ以降の通信が不可能となり、MMI ナビの画面にその旨が通知されます。

Audi Connect が提供する情報は、天気、ニュース、周辺情報(駐車場、燃料価格、渋滞、飛行機の離発着時刻やゲートなど)など。Google Earth のマッピングサービスや Google ストリートビューなどをナビ画面に表示することもできます。

MMIナビシステム自体にも先進機能が盛り込まれています。たとえば操作パネル中央のプッシュボタンコントローラー上部がタッチパッド機能を備えているため、手書き入力で電話番号を入力すれば携帯から発信できる(要 Bluetooth)ほか、ナビの行き先設定も手書き入力に対応します。
なお、海外では S3 Sportback のAudi Connect 用に LTE 通信モジュールが設定されていますが、国内仕様では A3、S3 ともに 3G 回線のみで、後に LTE 化する予定も今のところはない模様です。


このところ自動走行や AR 技術利用の取説など、自動車の高度 IT 化の動きが活発化していますが、アウディはさらに自動車の IT 化をすすめるとしており、自動車間通信や歩行者、道路上設備と自動車の間で情報交換する「Car-to-X communication」技術などを実用化に向けて開発中としています。