KDDI、沖縄セルラーは、au の新フィーチャーフォンGRATINA (グラティーナ)を9月14日に発売すると発表しました。価格は新規で実質7560円。

ガラケーことフィーチャーフォンに新モデル、京セラ製の GRATINA が9月14日に発売。
3インチ、ワイドQVGAのIPS液晶に、ディスプレイ部を振動させて音を出すスマートソニックレシーバー、約8MPの裏面照射型CMOSなどを搭載し、防水防塵仕様となっています。スペックの詳細はこちら

携帯各社がスマートフォンシフトを鮮明にし、スマートフォンも普及期に突入。スマートフォン全盛だった半年ほど前までは、ガラケー is Dead な状況と言えましたが、どっこい生きてるよ! と言わんばかりに意欲的で使い出がありそうな1台の登場です。



そもそも、国内のフィーチャーフォンの多くは、海外でスマートフォンに分類されるほど、高性能なもので、長い「ケータイ」の歴史が非常に完成度の高いプロダクトを生み出してきました。ただ、完成度の高さは同時に、技術革新の鈍化とも言えるかもしれません。

ざっくり言ってしまえば、iPhone 登場以降のゲームチェンジにより、スマートフォンの方が「イケてる」という時代を迎え、現在は世界的にもスマートフォンが普及期を迎えています。携帯各社もスマートフォンに特別な割引施策を用意して、攻めの売りを仕掛けています。

すると、引き潮に満ち潮と言いますか、やっぱりフィーチャーフォンの方がいい、という利用者の声も鮮明になってきました。携帯ショップでは、スマートフォンが販売の中心になってからというもの、1人あたりの対応時間が長時間化して各社が課題としています。また、スマートフォンを誰もが持つようになったことで、逆に「ガラケー男子がもてる」などとテレビ(フジテレビ系列「とくダネ!」にて)で放送される事態を招きました。



KDDIでは、フィーチャーフォンの投入について、「引き続き一定数のユーザーに需要があり、こうした利用者に引き続き利用してもらうために新機種を用意した」と話しています。スマートフォンのように春夏、秋冬の商戦期毎に端末が投入されることはなさそうですが、1台で幅広いユーザーを取り込めるような商品が今後も定期的に投入されると予想できます。

GRATINAの価格は、一括購入の場合に3万2760円。通信料金から毎月割引され、実質的に端末価格の割引に相当すると携帯各社が主張する割引を適用すると、新規契約で実質7560円(2万5200円引き)、機種変更で2万7720円(5250円引き)となります。

基本的にはauフィーチャーフォン利用者向けの機種変更用端末で、KDDI側もそれを否定していません。ただ、割引を適用した場合、残念ながら機種変更の方が割高になります。iPhoneなどが実質0円で購入できるご時世ですから、あえてフィーチャーフォンを買う時代と言えそうです。