アップルの iPhone 5s / iPhone 5c 発表が話題を集めるなか、インテルも IDF13イベントで次世代のプロセッサを次々と発表しています。初日キーノートで新CEO Brian Krzanich 氏が披露したのは、インテルの製品史上最小というSoCプロセッサ Quark (クォーク) ファミリ。

Atom (原子) より小さな Quark (素粒子) と名付けられただけあって、サイズはAtomの五分の一、消費電力は十分の一。

Krzanich CEOは基調講演のなかで、スーパーコンピュータからサーバ、PC、タブレット、携帯電話を含む「コンピューティングのあらゆる分野で先導する」計画を掲げました。

スマートフォンに使われるAtom よりもさらに小さな Quark は、腕時計型のようなウェアラブルデバイスや、さらにはあらゆるものがインテリジェントになり相互に通信する Internet of Things, 万物のインターネット (あるいは、いわゆるユビキタス) の時代に向けたプロセッサとされています。

講演中に示されたのは、Quark が「オープンアーキテクチャ」であること、業界標準のソフトウェアをサポートすること、シンセサイザブル(合成可能。つまり単品の石としてだけでなく、さまざまなプロセッサに組み込むことができるIPであること)など。

Krzanich 氏は実際に壇上でスマートウォッチのプロトタイプを掲げてみせたものの、Quark の詳しいアーキテクチャや製品展開、出荷時期などについては明らかにしていません。