iriver のハイレゾ対応ポータブルプレーヤー Astell & Kern AK100と、日本限定発売の高音質モデル AK100 MKII が、最新ファームウェアで DSD の再生に対応しました。デュアル DAC 搭載のフラッグシップ機 AK120 はすでに DSD 再生にも対応していましたが、これで AK100 ユーザーも DSD を楽しめるようになります。 
公開されたファームウェア(ver 2.30)で新たに対応するのは DSD64(1bit /2.8MHz)形式。DSD128(1bit/5.6MHz)には非対応です。ファイル形式は .dff および .dsf。内部で DSD を PCM に変換して再生するところは AK120 と同じです。また、.dsf ファイルのタグ情報には対応するものの、アルバムアート表示には非対応。

DSD 再生中は負荷が高いため、ギャップレス再生やイコライザーなどの機能は非サポートとなり、Bluetooth も使えません。さらにバッテリーの消費が早まるほか、操作への反応も緩慢になるとのこと。iriver では、選曲などの操作は一時停止で曲を止めてから行うことを勧めています。

もともと DSD 再生など想定していないハードなので、DSD再生時に無効化されてしまう機能も多く、かなりムリムリ感のあるアップデートであることは否めません。それでも手持ちのプレーヤーで再生可能なファイル形式が増えるのはユーザーにとって朗報と言えるでしょう。

なお、新ファームにはバックライトを消した時に発生するノイズへの対策や、USB接続で「充電&再生」モードのときに本体電源オフが可能になるといった改善も含まれます。