京セラ、海外向け防水耐衝撃スマホ Hydro XTRM を解説。累計300万台、プリペイド利用者が防水を支持

Hiromu Tsuda
Hiromu Tsuda, @boobyn
2013年11月15日, 午後 08:40 in Hydro XTRM
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京セラは、2013年秋モデルの新製品説明会を開催しました。この中で、京セラが北米向けに展開している防水タフネス系スマートフォンを披露し、米国展開について説明しました。

米国市場で10年に渡って端末を投入している京セラは、これまでベライゾンやスプリント向けに端末を供給しており、Hydro XTRMからは米T-Mobileにおいて法人向けモデルとして取り扱いが始まります。

2013年、国内に14モデル、海外に16モデル、合計30モデルを投入した京セラ。昨年は全15モデルから2倍に増やしたことになります。2013年に投入した30モデルのうち、スマートフォンは15モデルで、国内向け6モデル、海外向け9モデルといった割合。国内と海外の販売台数で言えば、海外の方が端末の数は出ている一方で、売り上げベースで見ると、単価の高い国内向けモデルがそれを上回るといった状況です。

北米では2013年1月〜9月でシェア4位、国内シェアも2013年4月〜9月で同じく4位、PHS端末は1位となっています。京セラの能原氏は「スマートフォンが浸透してきた今だからこそ、PHSにはチャンスがある」と話しました。



LTE対応スマートフォンによって、各社が通話から大きくデータ通信へと舵を切りました。料金プランから無料通話分が消えて、データ通信の定額プランが中心になったのです。会場にいた京セラの説明員は、「通話専用機としてPHSを持つユーザーが非常に増えている」と話していました。京セラの2013年通期の目標出荷数は1200万台。能原氏は「目標に向けて順調」と述べました。



米国の携帯電話は、日本と同じ後払い型の携帯電話市場と、プリペイド式の携帯市場に大別できます。京セラはどちらの市場にも端末を投入していますが、プリペイド市場でユーザーを拡大しています。

米国向けスマートフォンとしては、防水のHydro、スライド式キーボードのRISE、いわゆるスマートフォンの形状をしたEVENTの3モデルを投入しており、シリーズ累計で300万台を記録するロングセラーを続けています。



米国のプリペイド携帯市場は、価格重視のユーザー、はっきり言ってしまうと低所得者層に支えられている市場です。低価格路線で競争しても中国メーカーに勝てないと踏んだ京セラは、ユーザーのライフスタイルに沿う、日本的な「やり方」を試みました。

その結果、防水が米国で受け入れられる結果となりました。能原氏は「液晶は3.5インチ、CPUはシングルコアなど、ハイスペックな国内モデルを知っている人から見れば、決して高いスペックではありません。しかし、ハイエンド端末でも高機能・高性能でもない端末が、水に濡れても安心ということでプリペイドユーザーに受け入れられました」とコメントしています。




なお、 Hydro XTRMは、4インチIPS液晶に、1.2GHzデュアルコア、5MP カメラを搭載したAndroid 4.1 スマートフォン。ディスプレイを振動させて音を出力する スマートソニックレシーバー機能を搭載しています。防水かつ耐衝撃モデルではありますが、ある程度、日常的に使えるデザインを採用。デザイン的にももっともタフネス性を打ち出したモデルとしては、京セラの北米向けモデル Torque(トルク)があります。




説明会ではこのほか、auやウィルコム向けに供給する国内向けモデルも並びました。京セラでは、国内向けも海外向けも含め、フィーチャーフォンを今後も開発していく計画です。

 
 
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関連キーワード: Hydro XTRM, Kyocera, T-Mobile
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