レビュー:マイクロソフト Surface 2 試用リポート(買ってきました編)

Brother Hawk
Brother Hawk
2013年11月19日, 午後 03:40 in microsoft
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10月25日、マイクロソフトのタブレットPC Surface 2 と Surface Pro 2が発売になりました。初代Surface (旧Surface RT)とSurface Proは海外から何か月も遅れての国内発売でしたが、今回は主要国とほぼ同じタイミングです。さっそくSurfaceから乗り換えましたので、買ってきました編(この記事)、前機種との比較編ソフトウェア&ベンチマーク編の3回に分けて紹介したいと思います。

Surface 2試用レポート
1. 買ってきました編(この記事)
2. 前機種との比較編
3. ソフトウェア&ベンチマーク編

見た目は同じでも中身は別物

初代のSurface はNVIDIA Tegra 3を搭載していました。当時同じSoCを採用していたタブレットにはたとえば Nexus 7 (2012) があります。どちらも2012年当時としては最新でしたが、正直なところ、例えばウェブのレンダリング、IME変換時のひっかかり、全体的なモッサリ感など、既にいろいろと2013年型のタブレットなどが出ているだけに、今となっては少しパワーが不足していたように思います。

このパワー不足を解決するため、Surface 2はNVIDIA Tegra 4 (quad-core 1.7GHz)を搭載しました。マイクロソフトの説明によると、初代 Surfaceと比較して4倍から処理によっては6倍速くなっているとのことです。

もちろん多くの場合、理論値と実際に使った感じでは差がありますので鵜呑みにしてはいけません。ところが実機を操作して驚きました。本当に何をしても体感速度で明らかに違い、「速い!」と言いたくなります。Windows RTなのでデスクトップアプリはOfficeと標準アプリ以外作動しませんが、それでもできる範囲であればノートPCは不要と思えるほどの速度です。

初代Surfaceの不満は、ディスプレイがHD解像度だったことです。今時の安価なノートPCとしては一般的な解像度ですが、iPadやAndroidを搭載したタブレットなどと比較してppiが低く、ドットやフォントのジャギーが見えてしまいます。加えて、このクラスとしては非常に液晶パネルのクオリティは高かったのですが、若干色は浅めでした。

Surface 2では、Surface Pro (2)と同じ10.6型フルHDに変わりました。もちろん視野角の広いIPS式が使われています。また色域も広がり、色再現性が高くなりました。特に赤や青が鮮やかです。タッチ自体は5点と変更ありません。

この2点がこれだけ違うと、ポテンシャルは初代 Surfaceと比較になりません。さらにVaporMgを採用したボディもクオリティは高く、何も知らない人がSurface 2を使っているところを見ると、結構高価なノートPCのように思うのではないでしょうか。とても約4.5万円のマシンの出来ではありません。

Surface 2の仕様
プロセッサ NVIDIA Tegra 4(quad-core 1.7GHz)
OS Windows RT 8.1
液晶パネル IPS式10.6インチ、1920×1080ドット(5点タッチ)、Micro HDMI出力
メモリ 2GB
ストレージ 32/64GB
ワイヤレス IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0
インターフェース USB 3.0×1、microSDXCカードスロット、ヘッドフォン出力、マイク×2、ステレオスピーカー、カバー端子
センサー 光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、デジタルコンパス
カメラ フロント350万画素/リア500万画素
Office Office Home and Business 2013 RT
キックスタンド チルト24度と40度
サイズ/重量 275×173×8.9mm/676g
価格 4万4800円(32GBモデル)
※太文字の部分が変更点

その他の主な仕様は表をご覧下さい。太字の部分がSurface 2の変更点となります。インターフェースに関しては、USBが2.0から3.0へと、これもSurface Pro (2)と同じになりました。外部に大容量のストレージを付けたり、メディアカードリーダーを接続し、高速にデータ転送が可能です。

また内蔵カメラは、フロント350万画素前面/リア500万画素と、720p HDカメラ×2から大幅に画素数がアップしています。ただしAFではなくパンフォーカスなので、写真撮影用というより、動画撮影がメインとなるでしょうか。

キックスタンドは従来のチルト24度に加え40度と2段階式になりました。より深く傾きますので、膝の上や比較的低いテーブルなどでも見やすくなっています。

サイズは275×173×8.9mm、重量676g。若干薄く軽くしながらバッテリー駆動時間は、従来より2時間長い最大10時間と大幅に伸びました。なおこの時間は、当初の値で、数回のファームウェア・アップデートにより、更に長時間作動可能になっています。この点に付いては、ソフトウェア&ベンチマーク編で検証します。


フロント
中央上に350万画素前面カメラ、中央下にWindowsボタン。色再現性が高くなり、表示はより鮮やかになりました


リア
中央上に500万画素カメラ。色がブラックからシルバーになりました。キックスタンドのロゴはWindowsからSurfaceへ変わっています


左側面(チルト24度)/右側面(チルト40度)
スピーカーL、ヘッドフォン出力、音量±ボタン。この角度は従来のチルト24度 / スピーカーR、Micro HDMI、USB3.0、電源コネクタ。写真の角度は新たに追加されたチルト40度


ACアダプタ
約95×50×30mm/207g。ACアダプタ本体は変わりませんが、コネクタにあるLEDの位置が変わり周囲が光ります


付属品
SkypeとSkype Wi-Fi 1年分、SkyDrive 200GB 2年分のクーポン


Touch Cover 2とType Cover 2
発表会場から。オリジナルのTouch CoverとType Coverがそのまま使えるため現在は未購入

パッケージにはSkypeの世界61か国固定電話かけ放題と、Skype WiFiが1年間使い放題。そしてSkyDrive 200GB 2年間無料のクーポンが付属します。

余談になりますが、プリインストールしているOffice Home and Business 2013 RTは、Windows版だと3万6540円(RT版はマクロが使えないので全く同じではありません)、SkyDrive 200GB 2年間は1万6000円。更にSkype関連の1年無料を含めると、本体価格を軽く越えてしまいます。全て同社製品だからできる大盤振る舞いで、コストパフォーマンスはかなり高いのではないでしょうか。

本体下側面にあるカバー端子は、従来モデルとの相互互換性が保たれ、SurfaceにTouch Cover 2やType Cover 2、Surface 2にTouch CoverやType Coverを接続することが可能です。Touch Cover 2は80個のセンサーから1092個へ増えセンスミスを防ぎ、Type Cover 2は、メカニカルな部分をブラッシュアップしています。どちらもバックライトを搭載しているため比較的暗い場所でもキー入力は容易です。

実際の使用感は、見た目こそ同じですが、Surfaceとは処理速度と解像度が違うため、全く別物です。冒頭にあげた不満点はスッキリと解消し、快適に操作できます。別件で気になるライバル、Bay Trail-Tを搭載したWindows 8.1タブレットと比較する機会がありましたが、パフォーマンス自体は同程度だと思います。

次の「前機種との比較編」では実機でSurface 2とSurfaceとの違いを確認します。実はいろいろ細かい部分が変わっており、使いやすくなっているのです。

Surface 2試用レポート
1.買ってきました編(この記事)
2. 前機種との比較編
3. ソフトウェア&ベンチマーク編
 
 

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