LGエレクトロニクスは、11月23日にauから登場するKDDIとLGのコラボモデル isai LGL22 のテレビCM発表会を開催しました。この中で、LG日本法人のリ・ギュホン社長、KDDIの田中孝司社長らそれぞれのコラボモデルへの考え方を示しました。

ネット上で田中プロとも呼ばれる田中社長、今回の発表会も登場するなり「笑いを取りにいかねばならない」とナナメ上方向の決意表明するなど異彩を放っていました。

isaiは、Android 4.2、5.2インチIPS液晶搭載のLG製スマートフォン。13.2MPカメラ、2500mAhバッテリー、防水、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信などに対応しています。製品の詳細はこちら

LGのリ社長は、「意外な出会いをコンセプトに企画段階からKDDIとコラボして、ブランドデザインやユーザーインターフェイスなどが誕生しました。ユーザーにとって革新的な価値とは何か? それは利便性、安心感、楽しさだと思っています。ユーザーがより便利に安心して使えるようにしたいです」とコメントしました。



スマートフォンが一定の水準にまで到達したことで、進化の速度が落ち着きはじめ、OSの進化という面でもAndroidやiOSに大きな変化が見られなくなってきました。端末デザインにも思い切ったものが見られず、製品毎の差別化が難しい時代を迎えています。




こうした中で isai は、「スマートフォンの進化に慣れて驚かなくなった日本のユーザーに、これまでと異なる体験を提供したい」(LG首藤晃統括部長)という思いで企画した商品。ただし、KDDIの田中社長は、普及層やボリュームゾーンと呼ばれる、一般顧客層をターゲットにしていると述べており、そういったユーザー向けの「異才」となります。

「人並みでない優れた才能」という本来の意味からすれば、人とは違い素直に受け入れがたい、と思わせる非常に尖ったコンセプトの製品となるはずですが、isaiは普及層に受け入れられる「異才」。例えるなら、プロのモデルではなく、読者モデル、ぐらいの異才かもしれません。なお、KDDIの田中社長は、「ネットでは全然異才じゃないじゃねーかと言われる」と話し、「でも、触ってみればみるほど異才、違った感覚を持ってもらえるのではないか」と語っていました。

冒頭、「笑いを取りにいかねばならない」と決意を見せた田中社長。リ社長について「男前だが顔が怖い」と話し、なんでも言い合える関係であることをアピール。isaiは「KDDIの意向をくんでもらいながら、LGのチームと殴り合いって作れた」と話しました。ただ、デザインには一切妥協しなかったことを話す一方で、国内ではNTTドコモから登場する 「LG G2と凄く似ているけどね」と漏らす場面もありました。




なお、発表会にはテレビCMに出演する川口春奈さんも登場しました。フォトセッション時、突然ぼそぼそ言い出した田中社長は、あろうことかマイクを要求。何を話すかと思えば、川口春奈さんがかつて、auの音楽サービスLISMOのCMに出演していたことを説明しだし、「あの頃の女の子がこんなに大きくなった」的なことを述べました。

しかし、殺伐としたマスコミ陣は、田中社長のそんな振る舞いにはお構いなし。ひたすら川口春奈さんへ視線を要求し、田中社長のコメントは空振りした形。田中社長は、言葉が宙に浮いて失笑を買うことにはなったものの、当初の決意通り「笑いを取りにいかねばならない」については達成していました。