ワーナーと Google が、映画『ホビット 竜に奪われた王国 The Hobbit: The Desolation of Smaug 』の世界を探索するインタラクティブな Webコンテンツ『中つ国の旅 A Journey through Middle-Earth』を公開しました。

Google が最新のウェブ標準技術をデモする Chrome Experiment シリーズのひとつとして、映画『ホビット』のサイトから特設コンテンツとして楽しめるようになっています。内容は映画用に作られたミドルアースを巡るインタラクティブ地図+世界や人物の解説+ミニゲーム。

地図のピンチズームやミニゲームのフリック操作などタッチデバイスに最適化されており、タッチ対応PCの先進的ブラウザでも、ハイエンドAndroidスマートフォンやタブレットでも、環境に応じて同じように遊べます。



内容は日本語化済み。地図上の場所は今後アンロックで増えてゆくようです。



こうしたインタラクティブコンテンツといえば、かつては(あるいは未だに) Flash で作られるのが定番でした。今回公開された『中つ国の旅』も、見た目はそれほど Flash コンテンツと変わりません。

しかし内部的には Web Audio API、WebGL 、Touch Evnets API といった技術を通じて、HTML / CSS / JavaScript 「だけ」で書かれており、Flash がないモバイル環境でも動作します。

とはいえ、ウェブ標準技術とは言っても現実のブラウザがすべて対応しているわけではなく、どころかベンダによっては対応が割れて事実上の標準になれるか怪しいものもあるため、位置づけとしては「Chrome ならば準拠しているウェブ技術の実験」です。たとえば iOS のブラウザでも地図と紙芝居部分や音声の非同期再生などはちゃんと動きますが、WebGLを使った3Dミニゲームは非対応。下の動画でだいたいの雰囲気は分かります。