Qualcomm がスマートフォン用プロセッサの新製品Snapdragon 410 を発表しました。Snapdragon 410は64bit に対応し、4G LTE モデムを内蔵する普及価格帯向け製品。新興市場やLTE が普及しつつある中国市場へ向けて、150米ドル(約1000中国元)以下でLTE 対応スマートフォンが製造できるようになるとしています。

Snapdragon 410 の主な特徴は:
  • 28nm 製造プロセス
  • 64bit 対応
  • Adreno 306 GPU 搭載。1080p ビデオ再生、13MP カメラ対応
  • 4G LTE / 3G 対応モデム搭載。世界的に主流な周波数に対応
  • Qualcomm RF360 フロントエンドソリューションを組み合わせることで、マルチバンド・マルチモードをサポート
  • デュアル / トリプルSIM 対応
  • WiFi、Bluetooth、FM、NFC 搭載
  • GPS、GLONASS、中国独自の衛星測位システムBeiDou (北斗)をサポート
  • Android、Windows Phone、Firefox をサポート
Qualcomm RF360 フロントエンドソリューションとは、単体で2G/3G/4G LTE に対応するモジュールのこと。また同社は今後すべてのSnapdragon 製品でLTE をサポートするとしています。

Snapdragon 410 は2014年前半にサンプル出荷、2014年後半に搭載端末が発売予定。なお搭載するCPU について発表はありません。



同時にクアルコムは、Qualcomm RF360 フロントエンドソリューションと組み合わせた、クアルコム リファレンスデザイン(QRD)版のSnapdragon 410を提供すると発表しています。

QRD とは、クアルコムが最終製品の販売地域に合わせたソフトウェアやモデムの設定、各種テストおよび申請手続き、ハード / ソフトウェアベンダーとの連携などを提供するエコシステムのこと。QRD を採用することで、端末メーカーは短期間で新製品を投入できるようになるとしています。