ソニーが米国特許商標庁に、組み替え可能な複数のブロックからなる入力装置の特許を出願しました。コントローラの形を変えると、画面上のオブジェクトも連動して変形するアイデアです。

入力装置はモーションセンサなどを内蔵するメインブロックと、長さなど形状の異なる追加ブロックを組み合わせて作成します。

完成した装置は、ゲーム機などの情報処理端末のカメラで撮影・キャプチャされるとともに、メインブロックは追加ブロックの形状や接続角度などの情報を収集して処理端末へ送信。それらの情報を元に、ゲームなどの画面上に反映されるしくみです。

ソニーの資料では、ゲーム上でショットガンとして認識されている入力装置に細長いブロックを追加するとアサルトライフルへ変化したり、一本の棒状にすると剣として認識されるといった例を挙げています。

具体的に想像すると、たとえばこれまでFPS (一人称シューティング)ゲームで銃を持ち替える際や弾倉交換の際にショートカットキーを使用していたのが、実際に銃へグリップや弾倉を付け外しする感覚でおこなえるようになったり、銃を持って移動中に軍用犬に襲われた際、入力装置を棒状にすることでナイフに持ち替えて対処する、といったことができそうです。

また資料では、人型に組み上げたブロックの様々なポーズをキャプチャして動画を作成したり、逆に処理端末をブロックのコントローラとして使う応用も挙げています。



後者の場合、ブロックと処理端末にはそれぞれ赤外線などのワイヤレス送受信機を搭載。また各ブロックをつなぐジョイントにはアクチュエータを内蔵します。

処理端末にはあらかじめロボットのポーズを複数キャプチャしておき、ユーザーはそのポーズを呼び出してロボットを操作する、という想定です。


現在は出願中の段階で、実際にこの技術を組み込んだコントローラが製品化されるか否かはまだ分かりません。この技術とOculus Rift などのVR 技術を組み合わせて、たとえば「自作のプラモデルを精緻にキャプチャし、VR 空間で自らパイロットとなって操縦するとともに、プラモデルも実際に動くゲーム」の実現に期待しつつ、続報を待ちたいと思います。