東芝が OCZ Technology の資産買収取引が完了したことを発表しました。東芝は OCZ のSSD事業について知財、製品に加えて開発資産、販売網も取得し、1月21日付けで「OCZストレージソリューション」社を新設します。

OCZといえば、コンシューマー向けSSD の普及期に大きな役割を果たしたメーカー。ですがSSDがゲーマーやパワーユーザー向けの特殊な高コスト部品からありふれた製品になり、インテルやサムスンなど大手フラッシュメモリメーカーが参入して定番の座についたここ数年は、フラッシュメモリを東芝など外部から仕入れる費用や販売費がかさみ赤字続きでした。OCZ は昨年11月には事業の清算と、東芝への資産譲渡を発表し、12月には米連邦破産法11章いわゆるチャプター11に基づく倒産の手続きを踏んでいます。

東芝の新たなグループ会社となる OCZストレージソリューション社は、OCZの CEOだった Ralph Schmitt 氏が代表者。所在地もサンノゼのままです。従業員数は約300名。OCZ Technology 時代に引き続き小売向け・データセンター向けSSD事業を展開し、「NANDフラッシュメモリ・SSD・HDD事業を手がける世界唯一のメーカー」たる東芝のSSDを強化します。