4Kディスプレイ搭載ノートPCの「世界初」争いが、にわかに活発化してきたようです。ASUS ZENBOOK NX500のうわさを阻止するがごとく、英国東芝がSatellite P50t の4Kモデルを予告しました。

モデル名について回りくどい書き方をしているのは、リリースにシリーズ名であるSatellite P50tとしか書かれておらず、また同シリーズはフルHDモデルが既に販売されているため。おそらく4Kモデルは、末尾の型番が変更されたバリエーションとして登場するはずです。

英国での発売時期は第二四半期(4~6月)内とされていますが、価格も含めて詳細はまだ不明です。

現状判明している仕様では、画面サイズは15.6インチでタッチ対応、表示解像度はもちろん4K (3840×2160ドット)で、駆動方式はIPS。GPUはAMDのRadeon R9 M265X+GDDR5ビデオメモリ2GB。

テクニカラー基準に適合するカラーキャリブレーションも出荷時に実施されており、キャリブレーション用ツール「ChromaTune for TOSHIBA」もプリインストールされるのは、デジカメ写真を楽しみたいユーザーには嬉しいところでしょう。



CPUはインテルの第4世代(=Haswellベース)の4コア版Core i7、メインメモリーは16GBのDDR3Lで、Wi-Fiは802.11ac対応、OSはWindows 8.1です。



とくにZENBOOK NX500と比べた場合に面白いのがストレージの構成。メインは1TB HDDに加え、BDドライブ(BD-XL対応)も搭載できます。

本体重量も2.2kgとされており、キーボードにはテンキーも搭載するなど、いわゆる家庭内モバイルを想定した作り。同じ4K対応ノートといっても、実際にはジャンル違いと思って間違いなさそうです。



気になるのは日本での発売ですが、実は東芝はノートPCにおいて世界初を謳う製品を投入するのが好きなメーカー。過去には、光学ドライブ搭載で重量900g切りといった正統派にはじまり、「3Dと2Dのコンテンツを同時にウィンドウ表示できるグラスレス3DノートPC」といった変わり種、果てはHD DVD-ROM搭載ノートPCといった東芝以外のどこが出すのか、という世界初モデルまでを、次々と日本に投入しています。

さらにSatellite P50tの日本仕様モデルはDynabook T953として発売されていることもあり、発売の可能性は比較的高いと思われます。東芝の2014年夏モデルは注目かもしれません。