2014年3月26日、東京ミッドタウンで開催されたウェアラブルガジェットの展示会Wearable Tech Expo in Tokyo 2014より。リアルフリートの熊本浩志 社長が、新型モバイルバッテリー「W.E.A. ボトル」を紹介しました。同社はデザイン家電 amadana ブランドを擁する家電ベンチャー。

同日よりクラウドファンディングサイトShootingStarでの資金受付を開始し、目標金額の300万円が集まれば、夏ぐらいには製品を出荷したいとしています。

出資額1万5000円でW.E.A.ボトルの製品版が、2万5000円ではアルマイト処理を施したシリアルナンバー入りのファウンダーズモデルが贈呈されます。出資期限は2014年6月23日の午後12時まで。



機能的には、500mlペットボトルの大きさである直径65×高さ約230mmにリチウムイオン充電池を詰め込み、3.6V換算で容量17000mAhを内包します。

出力端子はボトルのキャップ部分にUSB端子2基を備えますが、さらにキャップ部のネジを外すと、車のシガーライターソケット仕様の12V電源端子も用意する構造。重さは750g前後(予定)と、水入りのペットボトルよりは250g前後重くなっています。



この構造で、USB機器だけでなく、シガーライターソケットを使う機器、たとえばノートPCや電気毛布、LEDランタンなどが使える点をメリットとしています。

さらに底面にはカメラ用の三脚が取り付けられるねじ穴も設けられており、三脚用ネジを使ういろいろなアダプタなどを装着できます。



ペットボトル大にした理由は、ペットボトル用のポーチや自転車のボトルホルダーなどに固定でき、持ち歩きをファッショナブルかつ便利にできるからという旨が紹介されました。

上述したShootingStarの紹介ページでも「バッテリーを持ち歩くことそのものをスタイルにできるような、新たなカルチャーの創造を目指して」とコンセプトが紹介されています。



プレゼンでは、ボトルをW.E.A.(ウェアラブル・エナジー・アライアンス)というコンセプト製品の第一弾として紹介。

詳細は語られませんでしたが、おそらくボトルの資金調達成功後に準備されたとおぼしき非常用/アウトドア向け製品「BASE」や、バッテリー内蔵ポーチやヒーター内蔵ベストなどウェアラブルな「WEAR」の描かれたスライドも映し出されました。

合わせて、ボトルの特徴を活かした面白い使い方アイデアなども紹介されています。



現状ですと出資金額ベースであることから製品価格は不明ですが、ペットボトルという持ち運びやすい形状に合わせたモバイルバッテリーという製品コンセプトはいい筋を狙っているように思えます。ぜひとも資金調達に成功して、モバイルバッテリーに新風を巻き起こしてほしいところです。