シャープは、お茶メーカー「ヘルシオ お茶プレッソ」を4月25日に発売します。3月27日、発表会を開催しました。発表会は、春のお茶会をイメージし、お茶プレッソで点てたお茶と和菓子をいただきながら、着物姿の商品企画担当者が説明するという一風変わったものでした。ゆとりをもってゆったりとした気分で発表を聞いて欲しいという、シャープ側の熱意は伝わりましたが、なかなかそうもいかないため、急ぎデモンストレーションの模様や使用感などを動画を交えてお伝えします。

 


製品の詳細については発表記事をご確認いただくとして、ここでは使用感なども含め体験してきた印象をお伝えしたいと思います。まずは、動画で一通りの流れをどうぞ。



製品はオープンプライスですが、店頭価格は2万5000円程度と、急須であればかなり高級なものが買えそうです。ちなみにネスレのスペシャル .Tは、セットで1万4800円。健康志向で比較的に金銭的な余裕があるアクティブシニアをメインターゲットに据えています。

茶葉を挽き、沸かし、点てるの3つのキーワードのうち、シャープでは、茶葉を挽くこと、そしてお茶が点てることにオリジナリティがあるとしています。直径54mmのセラミック製の小型の茶臼を開発し、茶葉を20ミクロンのパウダー状にできます。機能としてはペッパーミルのようなものですが、摩擦熱を抑えるため、1分間で約100回転程度のゆっくりとした回転でじわじわすりつぶします。



シャープによれば、煎茶では吸収しにくいお茶の栄養素が丸ごと吸収できるそうで、カテキンによる抗酸化作用、食物繊維による血糖上昇抑制、クロロフィルによる消臭効果などに期待ができるとのこと。

また、粉茶を沸かしたお湯とかき混ぜ泡立てる機能は、茶筅をイメージした回転式のはねで実現。粉茶ではありますが、粉っぽさはかなり少ない印象で適度に泡立っているため、口当たりは良い印象。粉末にするため、同じ茶葉の量なら急須よりも約3倍お茶が飲めるとしています。



シャープでは、茶殻が出ないため、片づける手間がないとアピールしていますが、とはいえ、かき混ぜる機構は掃除が必要です。こちらは食洗機には対応しておらず、手洗いとなります。

茶葉をすりつぶす工程と、お湯を沸かす工程は同時進行可能で、1杯だけであれば3分半程度でお茶が楽しめます。ただし、一度に作れるお茶は3杯まで。大勢のお客様をもてなすといった使い方よりも、日常的にお茶を楽しみたい家族向けです。市販の茶葉が使えるので、好みに合わせて銘柄を変更したり、ほうじ茶にしてみたり、と楽しめそうです。