Engadget写真部活動報告:女の子を可愛く撮るコツ、竹下明希をモデルに参加者と撮影会(動画)

関根慎一 (Shinichi Sekine)
関根慎一 (Shinichi Sekine), @sekine_s
2014年04月25日, 午後 12:29 in bukatsudo
0シェア
FacebookTwitter


Engadget は4月18日、カメラと写真について語り合う「写真部」を開催しました。会場はEngadget日本版編集部のある3331 Arts Chiyoda (千代田区外神田)。

3回目となる今回は、会場に富士フイルムのミラーレスカメラ「X-T1」と各種交換レンズを展示。ゲストには講師役のいしたにまさきさん(ブログ「みたいもん」のブロガー、書籍『楽しいみんなの写真 -とにかく撮る、flickrで見る。ソーシャルメディア時代の写真の撮り方・楽しみ方』の共著者)と、モデルの竹下明希さんを迎えました。今回は写真部の活動報告として、当日の模様をお伝えします。



ゲストの竹下明希さん(左)といしたにまさきさん(右)



女の子を可愛く撮るコツとは?


今回のテーマは「ポートレート」。前半では、いしたにさん自身の経験を交えつつ、ポートレート撮影の難しさや、ちょっとしたコツなどについて話していただきました。

僕は撮影ジャンルの中でも、ポートレートが一番難しいと思っています。自分でポートレート撮影をした後に週刊誌のグラビアを見ると、プロカメラマンは本当に凄く写真が上手いんだなというのが身にしみてわかります


富士フイルムX-T1。会場ではいつでも好きなタイミングで触ることができました



いしたにさんが「とある筋からのポートレートの教え」として挙げた、写真家・青山裕企さんのnoteによれば、女の子を可愛く撮るためのコツは、モデルがふと見せる可愛い部分を見つけること。そして、リラックスすることだといいます。

この人を撮ると決めたら、仕草や表情、衣装などから、可愛いと感じた部分を探していく。そしてコミュニケーションは諦めましょう(笑)。普通は今日会ったばかりのモデルさんと話が弾むわけがないですから、盛り上げるというよりは、リラックスしてもらうことの方が大事です。例えば、椅子に座って楽な姿勢を取ってもらったり、壁に寄りかかってもらったりする。リラックスすれば、自ずと表情も柔らかくなりますよ」。


コミュニケーションは、あきらめる!


聞き手は本誌編集長

RAW現像でリカバリー


ポートレートを撮った後は、ものすごく疲れるといういしたにさん。しかも撮影から帰ってきて写真を確認していると、自分で思っていたよりも上手く撮れていないことが多く、落ち込むこともあるそう。

ポートレートやスナップは誰でも撮れますが、簡単そうに見えて、やってみるととても難しいんです。では僕らに何も武器がないかというと、それも違います。ひとつの方法としては、RAW現像ソフトを活用するという手がありますね。僕はPhotoshop Lightroom 5というソフトを使っているのですが、周辺画質の補正などなにかと便利です。ピント以外はだいたいこれでなんとかなったりします

RAW現像ソフト「Adobe Photoshop Lightroom 5」は、写真のRAWファイルをもとに、露出、色味、収差など各種パラメータの補正が可能。簡単なレタッチや写真の管理にも対応しています。4月8日に は、Adobe Creative Croudの「Photoshop 写真家向けプログラム」において、iPadで一部機能を利用できる「Lightroom mobile」がリリースされています。


WiFi内蔵SDカード「Eye-Fi mobi」を活用して、撮ってすぐの画像をタブレットなどに表示してチェックしてもらうという方法も紹介していました。

X-T1は「動きものが撮りやすくなったEVF搭載機」


いしたにさんによれば、ポートレートを撮るうえで押さえておきたいポイントは2つ。「リズミカルに撮ることと、手前側の目の目頭一点にピントを置くことです。ポートレートは目で決まってしまう部分がありますが、実はこれまでのミラーレスカメラでは、ある理由でこの2点を実践するのが難しかったんです」。

EVF(電子ビューファインダー)を搭載するデジタルカメラは、撮像素子がとらえた映像をEVF内にファインダー像として映すまでに僅かな遅延があります。古い機種のEVFは、この遅延が体感的に大きかったことから、一瞬をとらえる必要のある撮影には不向きとされてきました。光学ファインダーを搭載する一眼レフでは構造的にこの現象が起こりません。



少し前までのミラーレスカメラでは、EVFの遅延によって意図したタイミングで撮れないことがありましたので、ポートレートを撮るときは一眼レフを使うようにしていました。どうしてもミラーレスカメラで撮る必要があるときは、ドライブモードを連写に設定して撮るということもしていました。人を撮るタイミングはコンマ何秒の世界ですが、EVFはそこに対応しきれていなかったように思います。これはEVFの大きな問題点でした

今回の写真部で展示したX-T1は、EVFの表示タイムラグが0.005秒と、現状世界最短。「とても見やすいので、びっくりしましたよ。これまでのEVFに比べてポートレートが段違いに撮りやすくなっています。EVFは間違いなく進歩していると感じました」。


Xマウント用大口径中望遠レンズ「XF 56mm F1.2 R」を使うためだけにXマウントのカメラに買い換える人もいるとかいないとか

上手な撮られ方


ゲストの竹下明希さんは、CP+2014の富士フイルムブースで初めてカメラの展示会に参加したそうです。いしたにさんは富士フイルムブースで竹下さんを撮影して、「なぜだかすごく撮りやすかったし、終わってみたらすごく綺麗に撮れていたので、印象に残っていた」と振り返ります。竹下さんには、ブースでモデルとして立っている時に心掛けていたことについて聞いてみました。

時間がない中でも良い写真を撮ってもらいたいと思うので、シャッターを切ったら次の方を見る、ということを繰り返してました。カメラを構えてる方のレンズの中心をずっと見ていたのを憶えています(笑)」(竹下さん)

後半は、竹下さんをモデルとしたミニ撮影会を実施。1人1分の持ち時間で、それぞれ持参のカメラを使い、撮影を楽しんでいました。X-T1のタッチ&トライでは、前半で話題に上がったEVFを覗き込む参加者が続出。レンズ交換も試すことができました。


学研「大人の科学」付録の二眼レフカメラソニーのレンズスタイルカメラを仕込んだ、参加者オリジナルの一品

 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: bukatsudo, club, engadget, fujiilm, fujinon, photography, photography-club, portrait, x-t1
0シェア
FacebookTwitter