マイクロソフト、モーションセンサ内蔵キーボードを試作。タッチ&ホバージェスチャに対応

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2014年05月1日, 午前 07:01 in input device
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Microsoft Researchの研究者が、モーションセンサ内蔵キーボードの技術デモを公開しました。

キートップを撫でるようにスワイプやピンチズームといったジェスチャ入力ができるほか、特定の指を浮かせたり、キーボードの上の空間で手を動かす動きも取得できます。写真はハンドルを握って回す動作でレースゲームを操作するデモ。

マイクロソフト・リサーチの研究者 Stuart Taylor氏らが発表したのは、キーの間に赤外線式の近接センサを16個 x 4段の格子状に埋め込んだキーボード。

空間的には粗いデータしか得られないにもかかわらず、両手指を使い浮かせる動作も含む多数のジェスチャを高精度に認識できるアルゴリズムが研究の肝です。



物理キーボードの表面がタッチセンサを兼ねていたり、Leap Motionのようなモーションセンサを外部に設けてキーボード上空でのジェスチャを認識する仕組みはすでに各社が商品化してきましたが、この試作品は比較的シンプルな構造で薄く安価に製造できることや、ホームポジションからほとんど手を動かさずに、打鍵とタッチジェスチャに加えて指を浮かせたモーションジェスチャまで取得できることが利点とされています。


論文は
Stuart Taylor, Cem Keskin, Otmar Hilliges, Shahram Izadi, and John Helmes, Type–Hover–Swipe in 96 Bytes: A Motion Sensing Mechanical Keyboard, ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systems 2014 (Best Paper Award), 2014

マイクロソフト・リサーチは Kinect センサやタッチ対応マウスなどさまざまな製品のベースとなる技術を生み出してきましたが、製品の開発部門ではなく研究機関の扱い。今回のモーションセンサつきキーボードも、具体的な製品化の予定は(まだ)ありません。
 
 

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関連キーワード: input device, keyboard, microsoft, microsoft research, Motion sensing
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