LG がAndroidスマートフォンの新製品 LG G3 を正式に発表しました。G3 は5.5インチで 2560 x 1440 Quad HD の高解像度ディスプレイを採用したLGのフラッグシップモデル。

各社のハイエンドでもまだめずらしい QHD 解像度に加えて、レーザーセンサによる高速なオートフォーカスや光学手ブレ補正を備えたカメラ、ユーザーが交換できる3000mAh大容量バッテリーなども特徴です。

企画開発の方針を示すキャッチフレーズは「Simple is new Smart」。スタイルやソフトウェアを含めて、高性能と同時に最小の労力で使えるシンプルさを意識しています。





基本仕様は、5.5インチ 2560 x 1440 QHD 液晶ディスプレイ(538ppi)、Qualcomm Snapdragon 801 プロセッサ、2GB RAM (キャリアや地域バリエーションにより3GB RAM)、16GB〜ストレージ。ほかmicroSDスロット、ワイヤレス充電対応、ユーザー交換可能な3000mAhバッテリー、1Wスピーカーなど。

売りのひとつであるカメラは背面が13MPセンサ、デュアルLEDライト、レーザーオートフォーカス、光学手ブレ補正つき。レーザーAFはLGの別部門がロボット掃除機の自律走行のために検討した技術で、曲折あってスマートフォン部門で採用に至ったとされています。公称AF速度は273ms。

また前面カメラは「Selfie Camera」(自撮りカメラ)と名付け、2.1MPながら大型のセンサで感度を高く、F値を2.0にして暗所でも撮りやすいとうたいます。

カメラアプリ側は、シンプルを前面に推すモデルだけあってデフォルトでは非常に素っ気ない見た目。ですがメニューから細かな設定を呼び出すことも可能です。便利機能は、大型すぎてシャッターアイコンやボタンに指が届かない問題を解決するため画面のどこをタッチしてもシャッターが切れたり、自撮り用にジェスチャを使った撮影など。カメラの前でシンプルなジェスチャをすると、画像認識で3秒後にセルフタイマー撮影する仕掛けです。



筐体はヘアライン加工の金属調仕上げと、縁にゆくほど細く丸みを帯びた Floating Arcデザイン。アルミなどの金属筐体ではなく樹脂製でワイヤレス充電にも対応しますが、指紋がつきやすいというG2ユーザーからのフィードバックを得て、ヘアライン加工の金属製のような表面加工を採用しています。

LG G Flex が採用した自己修復コーティングは非採用。LGいわく、(指紋の目立つ)光沢にせず自己修復を導入する手法がないためとしています。カラーバリエーションは、少なくともグローバル発表の時点では5色。



G2 で賛否が分かれたという背面ボタンは続投。ただしボタンは平たく、上下と中央ボタンの3分割になりました。形状と段差で指先で見つけやすく区別しやすく改良するとともに、レンズを触って汚してしまうことを防ぐよう考慮しています。


(丸い窓からクラシックな時計のように画面が覗く Quick Circleカバー。電話や音楽、カメラなど、よく使う6種のアプリがこの状態で使えます)