動画:ぷららがシニア向けスマートTVを試験提供、TV電話で御用聞き。人と話したい需要も想定

Hiromu Tsuda
Hiromu Tsuda, @boobyn
2014年05月27日, 午後 06:31 in HikariTv
0シェア
FacebookTwitter


NTTぷららは、光ブロードバンド向けの映像ポータル「ひかりTV」の基盤を利用したシニア向けのスマートTVサービスをトライアル提供します。5月29日〜6月25日にかけて実施する今回のトライアルでは、NTT都市開発や青森県上北郡七戸町、NTT東日本 青森支店らが連携してサービスを展開します。

シニア向けスマートTVの最大の特徴は、テレビ電話を通じていわゆる「御用聞き」を実施する点です。シニア世代のさまざまな相談事に応じる利便性の側面がある一方、人と話したいというシニアの要望にも応えるものを目指しています。緊急通報や安否確認サービスについては今回は踏み込んでいません。

 

日本では4人に1人が高齢者です。NTTドコモの契約数は6000万を超えていますが、このうち1000万以上の利用者がシニア向けの「らくらくホン」シリーズを利用しているといいます。また、内閣府が実施した高齢者の日常生活における意識調査では、買い物や散歩、仲間とのおしゃべりなどと比較して、テレビやラジオの人気が高い結果が示されています。NTTぷららでは、シニア向け市場が潜在的に大きな市場であるして、老人向けスマートTVの提供に向けたトライアルを実施します。



30世帯を対象とした今回のトライアルでは、シニア向けのポータル画面を用意し、前述の御用聞きテレビ電話サービスなどを展開。一例をあげると、テレビ電話を利用したサービスとしては以下のようなサービスを展開します。
  • 食品などの直販/イオンダイレクト
  • 年金相談など/七戸町
  • 旅行申し込み/JTB
  • 掃除サービスなど暮らし支援/ニチイ学館
またNTTドコモは、血圧などの健康管理サービスや写真共有サービスなども提供します。



実証実験の段階では緊急通報サービスや安否確認サービスは提供せず、今後の検討課題として踏み込んでいません。ただし、担当者の1人は、高齢者が会話の相手を欲しがっていると述べており、御用聞きサービスは単純に用事を聞くだけのサービスでなく、世間話の相手になる茶飲み話インフラになるとしています。


このほかトライアルでは、さまざまな情報配信サービスも展開します。テレビ放送や御用聞きサービスがプッシュ配信型サービス、つまり黙っていてもやってくるサービスであるのに対して、情報サービスは基本的にプル型、つまり自分で取りに行くサービスとなっています。NTTぷららでは、プル型サービスの高齢者ニーズも探っていく計画です。

なお、サービスの利用料は基本的に高齢者から得るビジネスモデルではないようです。NTTぷららは国や地方自治体の高齢者関連予算やICT関連予算を見越しており、実証実験を通じてニーズを洗い出します。また高齢者向けプラットフォームがうまく機能すれば、ソリューションを世界に提供できるとしています。

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

 

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: HikariTv, ntt plala, plala, seniors, SmartTv
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents