アップルの開発者イベント WWDC 2014 キーノートプレゼンより。アップルが iOS 8の健康管理アプリ Health と、開発者ツール HealthKit を発表しました。
サードパーティーを含むさまざまなフィットネスや健康・医療アプリやセンサなどの情報を一箇所に集約して確認できるほか、ユーザーが許可すれば、アプリをまたいで健康情報を共有できます。
iOS 8の Health は、ユーザーの健康やフィットネス関連の情報を一箇所に集約する健康管理ダッシュボード的なアプリ。
iOS には Nike+ のようなフィットネスやトレーニングアプリや、FuelBandやFitBitのようなウェアラブル活動量センサ、さらには血圧計から血糖センサまで、さまざまな健康管理系のアプリやデバイスが従来から存在しています。
そうしたアプリやデバイスが得た情報は、これまでアプリやメーカーごとに分散していましたが、Health アプリはさまざまな健康・フィットネス情報をひとつに集約して一覧できるようにします。
扱うのは睡眠時間、消費カロリー、心拍、血圧、さらに摂取した栄養、検査結果、投薬情報など。
Healthアプリのダッシュボードで自分の運動や健康状態を一覧できるだけでなく、ユーザーが許可することで、フィットネスや健康管理、医療系のアプリは Healthに集約された情報を取得できるようになります。
たとえばフィットネスアプリならば、ほかのセンサーが読み取った活動量を使うだけでなく、血糖やコレステロール、心拍数、睡眠時間、摂取カロリーなどを利用してさらに詳しいアドバイスができるようになります。
また医療機関が患者に提供する健康管理アプリならば、たとえば投薬の管理のほか、フィットネス用のセンサが得たVital情報を医師に提供することも考えられます。
健康・フィットネス系アプリの開発者は、HealthKit を使って自前アプリに Healthとの連携機能を導入します。
多数の医療機関を含むパートナー。
Healthアプリには「Mediacal ID」機能もあります。こちらは緊急事態に備えて、連絡先や主治医、既往症、使用している医薬品、アレルギーなど健康上の注意情報などをカードとして表示する機能。本人意識不明で開けなくては仕方がないため、ロック画面からもアクセスできます。
iOS 8 は開発者向けに本日プレビューリリース。正式な一般向け提供はこの秋の予定です。
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