PFU ScanSnap iX100使用感:携帯性とWiFi接続、スマホ対応の利便性を兼ねたモバイルスキャナ

Ayako Nakamura
Ayako Nakamura
2014年06月12日, 午前 12:04 in DocumentScanner
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定番ドキュメントスキャナScanSnapシリーズの新製品、ScanSnap iX100の使用感をお伝えします。ScanSnap iX100はバッテリーとWiFiを内蔵し、従来製品よりもさらに軽く小さくなったモバイル向きの製品。厚さ・大きさ・方向が異なる用紙のスキャンなど、設定から実際のスキャンまでの手順と使い心地を確認しました。


外観および主な仕様


梱包は、ダンボール製の箱に黒字でScanSnapのロゴと本体の絵が印字されたパッケージ。とてもシンプルで、手に持ってみても箱が軽いためか本体単体の重さとあまり変わりません。蓋を開けると、本体とUSBケーブルの上に保証書と簡易説明書が載っています。

本体はつや消しのブラック1色。少しざらついた感触の素材で、シードフィルターや読み取り部なども全てブラックで統一されています。横幅は幅30cmのMac Book Air 11インチより少し小さい27.3cm(273mm)。

本体右にScan/StopボタンとWiFi・充電の状態がわかるランプ、左横にmicro USB端子、背面にはWiFiのON/OFFスイッチとWPS接続用のボタンが付いています。


USBケーブルは本体側のみmicro USBのオス・メスの大きさが違うタイプ。長さは持ち歩きを考慮したためか30cmほどで、壁のコンセントタップからの充電には向いていません。

利用設定とPCでのテストスキャン

利用設定を済ませた後、PCでのテストスキャンをします。横幅・長さ・厚さの違う紙の同時スキャンや、A3サイズの合成スキャンなどを試しました。


まずはPCにドライバソフト「ScanSnap Manager」をインストール。起動するとUSBケーブルをScanSnapとPCに接続を促すメッセージが表示されます。ガイドに従い、ScanSnapとPCを認識させると、接続設定(WiFi経由とアドホック接続)まで簡単に終了します。


実際にスキャンしてみます。

本体前面の給紙ガイドを開くと電源がONとなり、接続中のPCにメッセージが表示されたら準備完了。

まずは少々厚みのある、東京メトロの領収書を2枚同時に横並びにしてスキャン。最初誤って本体後ろの排出ガイドを開いてしまったため、厚みのある紙がほぼ垂直のガイドに引っかかりました。


原稿づまり、最大読み取り長さのエラーが表示されます。読み取り部から紙を取り除いて「継続読み取り」ボタンをクリックします。

問題なく読み取られました。


続いて、横に細長い領収書と縦に長いATMの利用明細書を同時にスキャン。それぞれ長さ・横幅・印刷方向が異なりますが、問題なく別の用紙として認識されました。


用紙どうしの間隔を開けず、3枚のレシートを同時に横並びにしてみました。さすがにこのやり方は無理があるようで、同じ用紙として認識されてしまいます。


間隔を少し開いて再挑戦。問題なくそれぞれが別の用紙として認識されました。


薄いレシートと、厚みのある名刺も問題なく同時スキャンできます。
用紙送り・処理スピード共に早く、今まで溜め込んでいたレシート20枚・領収書5枚・名刺1枚が10分弱でデジタル化されました。


最後にA2サイズの用紙を読み込ませる合成テスト。半分に折り、両面を読み込ませるとScanSnap Managerが自動認識して合成します。片面ずつが繋がった文字や線がないと同一の用紙と認識されないので注意が必要です。

原稿読み取り方式は片面のみ。両面読み込み時は排出ガイドを開きU字型に用紙を送ることで、用紙を裏返す手間がないよう工夫されています。その際天地と裏表が逆になりますが、ScanSnap Managerの補正機能で自動的に向きを揃えた状態で保存されます。


「読み込み終了」ボタンをクリックすると、保存先選択の画面が表示されます。メール添付の他、プリンタ印刷、モバイルへの保存、DropboxやEvernoteへの保存など幅広い出力・保存形式に対応しています。


初期設定のPDFファイル出力で、「Dropboxに保存」を選択。今まで読み込んだ全てのデータは1ファイルのPDFとなり、ファイル名は保存を実行する秒を含む日時になります。また、保存先フォルダは自動的に「ScanSnap」が作成されます。

細かな機能設定

ScanSnap Managerでは様々な機能を設定できます。

用紙読み取り後に起動するアプリケーション、保存先、読み取りモード(自動・手動)、ファイル形式、原稿サイズ、ファイルサイズなど好みに合わせて調整可能。基本的にはScanSnapの自動モードに合わせておけばまず失敗せずにデータ化できます。

また、読み込んだデータは付属の文書管理ソフト ScanSnap Organizer で検索可能なファイルに変更したり、サムネイル表示できるビューワーを介してトリミングや回転などもできます。

モバイルでのテストスキャン

iOSアプリ「ScanSnap Connect Application」を使用し、モバイル環境でのテストスキャンをします。


アプリを起動するとセットアップウィザードが表示されます。ix100本体の電源をONにし、「iX100」のボタンをタップ。検出されたらiX100本体下のラベル記載のパスワードを入力します。


設定完了すると、すぐファイル一覧画面が起動。iX100に用紙をセットし、アプリ右下の「Scan」ボタンをタップ。初期設定では、PDF形式・秒を含む日時のファイル名で読み込まれます。


読み取り設定はアプリ左下の「設定」ボタンをタップしてアクセス。ファイル形式、ファイル名、カラーモードなどPCのScanSnap Managerとほぼ同等の設定が可能。

読み込んだファイルをシェアするには、一覧メニューの各ファイル名右横の矢印をタップ。メッセージ、メール添付やコピー、印刷のほか、連携している各クラウドサービスへもすぐ保存できます。Dropboxへの保存を試した所、即アップロードされました。


今回は自宅の作業机で、PCとUSB接続せずWiFi接続で読み取りテストを行いました。本体が小さく、PCや iPadと離せるため、大きな用紙サイズの読み取りも本体をずらして簡単に対応できます。iOSアプリも簡単に設定・操作ができ、PC操作に慣れていない人はモバイルアプリでの利用が向いていると感じました。

モバイルスキャナと聞くと外出先での利用シーンを思い浮かべますが、複数人での同時使用や、PCが使えない時にモバイルアプリとの組み合わせで「とりあえずスキャン」もできるスキャナとして活躍の場所が広い製品ではないでしょうか。

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