6月28日に秋葉原で開催したガジェットの文化祭Engadget Fes 2014より。ダイソンブースでは、掃除機と扇風機に用いられている技術を中心とした展示を行いました。

扇風機Coolファンシリーズの展示では、ブース中央に内部構造が見えるカットモデルを展示したほか、扇風機を円状に配置し、輪の形をした送風部の間に風船を通すデモを実施。扇風機の形状を活かしたユニークな展示となっていました。YouTube上でモモナエレクトロニキチ が人気の百名覚(ももな・さとる)さんが撮影した動画も追加しました。




また、テーブルファンの旧機種AM01と、現行機種AM06の騒音比較もありました。2つに仕切られたケースの中に各機種を配置し、最大風力で作動させ、それぞれの部屋に設置されたマイクが拾う音を切り替えられる趣向。備え付けのヘッドホンで聞くと、はっきりとわかるレベルで両者の騒音の差を体感できました。



AM06では本体内部の設計を変更し、気流の乱れを抑えるとともに、ヘルムホルツ式空洞による共鳴を利用することで、従来よりも最大で75%の静音化を図っています。テーブルファンにおけるヘルムホルツ式空洞は、主にモーターの動作音を打ち消す効果を担当します。

筒をスライドさせて、静音効果を聞いて試せる展示


写真で半ドーナツ型の円盤状になっている部分がヘルムホルツ式空洞。真上にモーターがあります

ヘルムホルツ式空洞については、サイエンスライター米村でんじろう氏の助手として知られるチャーリー西村氏のトークショーでも解説されました。写真は左端のスピーカーから発せられた音が反響している筒の上にフラスコを当てて共鳴を起こすことで、静音効果を確認しているところ

掃除機は、コードレスクリーナーとハンディクリーナーの実機に加え、キャニスター型掃除機本体とハンディクリーナーのカットモデルをそれぞれ展示しました。各クリーナーの使用感を試せたほか、コードレスクリーナーに搭載しているデジタルモーターV6の分解モデルも見られました。




クリーナーの主な用途は布団などに付着したハウスダストの除去。人間の皮膚やダニの排泄物などを吸い込みます。

扇風機や掃除機に関して最も多かった要望は、作動音の静音化。ブースにいたメーカーの担当者も、更なる静音化は課題のひとつとの認識を示しました。

なお、ブースではニュースレターに申し込むことでハンドクリーナーDC61もしくはテーブルファンAM06のいずれかが各1名に当たる当日限定のプレゼント企画も実施しました。登録数は最終的に100件を超えたとのこと。

ところで、ダイソンでは扇風機や掃除機以外に、手指乾燥機も発売しています。その名もAirbladeシリーズ。3機種をラインナップしており、会場のトイレ前には最も大型のAirblade dBハンドドライヤーが設置されました。手に吹き付ける空気を取り込む際に強力なフィルターを通すため、清潔な風で濡れた手の乾燥を行える点が特徴。主にBtoBで展開しています。

Airblade dBハンドドライヤー


「dyson coolで涼しく休憩中」dysonブースは常に風が吹いていて涼しかったです

以下、モモナエレクトロニキチ の百名さんが撮影した動画です。