湾曲した木板から音を出す Music Plate TS-1200発表、1枚でステレオ再生する「寺垣スピーカー」

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2014年07月8日, 午後 04:15 in audio
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「寺垣スピーカー」を製作する寺垣研究所が、1枚の湾曲した板でステレオ再生可能なスピーカー Music Plate を発表しました。TS-1200はアンプなし、TS-1201がアンプ搭載モデルです。
 

  
寺垣研究所を立ち上げた寺垣 武 氏といえば、「レコード表面粗さ計測器」とも評される高精度アナログレコードプレーヤー Σ シリーズの開発者。そのプレーヤーを再生するに足るスピーカーが世の中に存在しないと感じた寺垣氏が、次に開発を始めたのが寺垣スピーカーです。

寺垣スピーカーは、「音は空気の粗密としてだけでなく、分子の振動が連鎖して伝播する現象でもある」という独自の理論に基づいて開発され、バルサ材の振動版と、それを支える木製フレーム、および後面を覆うネットで構成さています。筐体がなくフレームだけなので、定在波など音質に悪影響を与える要因がないほか、スピーカーの前のどの位置でも定位が変わらない無指向性の音を出すことを特徴としています。

Music Plate TS-1200/1201は、三角柱型の本体に、湾曲した木の板が腰掛けているかのような佇まい。原理は寺垣スピーカーそのもので、本体内に配置した振動発生素子が板を振動させて音を発します。振動発生素子は2基内蔵しており、1台(枚)でステレオサウンドを再生可能です。

インピーダンスは8Ω x2。TS-1201 が内蔵するアンプの出力は14.5W x2。音声入力は3.5mmステレオミニ。

大きさは、幅300 x 高さ430 x 奥行き130mm。重さは TS-1200 が2.7kg。TS-1201 が 2.75kg。

8月1日より予約受付を開始し、税抜きの予定価格は TS-1200 が23万円、TS-1201 は25万円。標準モデルの他に、木板部分を会津塗職人が手がけるコラボモデルとして蒔絵/金/赤の3色を用意する予定ですが、こちらの価格は未発表。
 

 
なお、寺垣スピーカーを試聴した人の意見は、「中域が豊かで音圧を感じないため、長時間聴いても耳疲れしない」という好意的なものもあれば、「高域と低域の幅が狭く、まったくメリハリがない」といったものまで、さまざまです。聴く側が求める、またはイメージする音によって、その好き嫌いが大きく別れる傾向があるようです。
 
 

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