レノボが液晶モニタの新製品LI2821 Wide を国内発表しました。60Hz 対応の28型4K 液晶やピクチャーインピクチャー機能などを搭載しつつ、6万円台という低価格が特徴の製品です。
レノボは今年5月から、7万円台の28型4K 液晶モニタThinkVision Pro2840m Wide を販売中ですが、今回のLI2821 Wide はスタンドや映像入力端子などの仕様が異なります。
具体的には、まずスタンドが2840m はピボット(縦表示)や前後左右の角度調節が可能なのに対し、LI2821 は前後の角度調節のみ可能です。
映像入力端子は、2840m がDisplayPort x 1、Mini DisplayPort x 1、HDMI x 2(1ポートはMHL 対応)。LI2821 はDisplayPort x 1、VGA x 1、HDMI x 2(1ポートはMHL 対応)。
USB ハブ機能は、2840m がUSB3.0 x 3、USB2.0 x 2。LI2821 はUSB2.0 x 2 のみでUSB3.0 ハブは非搭載です。
ほかLI2821 の主な仕様は、28インチ3840 x 2160 液晶、応答速度5ms、輝度300cd/m2、JBL 3W x 2 ステレオスピーカー。
4K 解像度の60Hz 表示はDispkayPort 1.2接続時のみ可能で、DisplayPort 1.1 やHDMI での接続時は30Hz 表示になります。
なお米国の製品ページには、パネルはTN、垂直視野角160度、コントラスト比1000:1 のほか、ウェブカメラとマイクも搭載すると記載があります。
表示モードは、2つの入力を重ねて表示するピクチャーインピクチャーと、並べて表示するピクチャーバイピクチャーに対応。
本体サイズと重さは、W663 x D208 x H459mm、5.2Kg。スタンドは前5度、後22度の角度調節が可能です。
発売は2014年8月9日(土)予定。価格は6万円台。また実売8万円以下の28型4K モニタ比較記事も併せてどうぞ。