キヤノンは、光学30倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラPowerShot SX400 ISを8月7日に発売します。価格はオープン、キヤノンオンラインショップ直販価格は税別2万4800円。

焦点距離24~720mmのズームレンズを搭載した廉価モデル。PowerShotシリーズが現在ラインナップしている高倍率ズーム機としては、2012年9月発売のPowerShot SX50 HSがありますが、こちらは焦点距離24~1200mmの50倍ズームレンズを装備しています。

SX400 ISならではの特徴は、新開発の『誘いグリップ』を採用した点。シャッターボタン直下のグリップ部分が大きく凹んでおり、中指を引っ掛けて、薬指と小指で下から支える形でホールドします。側面からシャッターボタンにかけて滑らかな曲線を描く形状で、ホールド性と操作性の向上を図りました。

機能面では、デジタルズームを使用することで60倍(1440mm相当)までのズームが可能です。また、ボタンひとつで撮影モードをAUTOに変更できる『AUTOボタン』も搭載。誤って撮影設定を変えてしまった際にリセットする使い方が考えられ、初心者に優しい仕上がりとなっています。

レンズの開放F値はF3.4~5.8。感度はISO100~1600の範囲で設定可能。約1600万画素のCCDセンサーを搭載するほか、3型液晶モニターや内蔵ストロボ、光学式手ブレ補正機構、HD動画記録機能などを備え、価格帯相応の基本性能をそつなくまとめた印象です。本体サイズは104.4×69.1×80.1mm。使用時の重量は約313g。

特徴のない安価なコンパクトデジタルカメラが姿を消していく中、根強い人気を保っているのが高倍率ズーム機です。スマートフォンなどにはない高倍率の光学ズーム性能を持ち、見た目の印象よりも軽く、比較的安価であり、ズームしてシャッターを押すだけ、と手軽に扱えるのがポイントでしょう。内蔵WifiやフルHD動画記録などは非搭載ですが、機能面で割り切ればこのクラスの性能で十分というユーザーにとっては、良い選択肢になりえます。