15インチMacBook ProをWacomペン対応タブレット化する Modbook Pro X発表。背面キーやキーボードドックも用意

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2014年07月31日, 午前 07:45 in apple
0シェア
FacebookTwitter


15インチ MacBook Pro を改造してペン対応のタブレット化する Modbook Pro X が、Kickstarterを通じて購入希望者の募集を開始しました。

Modbook Pro X は、15.4インチの MacBook Pro Retinaディスプレイモデルを分解してディスプレイ一体のタブレット型筐体に収め、2048段階感圧や傾き検知を備えたワコム製デジタイザ搭載のペン対応タブレットに換装した製品。

さらにオプションとしてキーボードドックや、ショートカットをタブレットだけで入力できる背面キーボードも用意します。


MacBook Pro をバラしてタブレット化して販売と聞くといかにもアップルに怒られそうですが、メーカーの Modbook は以前からMacBook / Pro のタブレット化サービスを手がけており、アップルの Premier Developer としてOS X をシームレスにタブレット化するソフトウェアも開発しています。



Modbook の創業CEO Andreas Haas 氏は、iPadも存在していない2000年代からMacBookのタブレット化をビジネスにしていた人物。しかもかつてはアップルに在籍し、1990年代にはアップルのペン入力製品であるNewton開発グループにかかわるなど、ある意味アップル製品とペン入力にこれほどふさわしい人物もいません。

Haas氏によれば、かつてMacハードウェアのタブレット化を提供するソリューションプロバイダーとして公式にライセンス契約を結ぶ提案がアップル側からあったものの、流通関連の条件で折り合いが付かず現在の非公認換装サービス / 換装キット提供ビジネスの形態をとっているとのこと。

自己責任の改造扱いなのでアップルからの保証は当然ながら切れますが、Modbook社が標準で1年・延長プランで3年の保証を提供します。




Modbook Pro X の主なターゲットは、OS X を愛用するプロのクリエータ層。パワフルで大画面高精細なMacBook Pro と、絵描きや製図の要求に耐えるデジタイザペン式の液晶ペンタブレットが一体化するならばある程度のプレミアムは出すというそこそこお金のあるユーザーです。



Modbook Pro X がユニークなのは、オプションで背面ショートカットキーボードも選べること。片手につき11個、左右で22個のキーが背面に配置されており、グラフィックソフトでよく使うショートカットをカスタマイズして配置できます。

キーは自然に位置と触感で区別して入力できるよう配列されているほか、表のディスプレイ側に本体を透視したようにバーチャルキーが表示されており、入力ガイドの役割を果たします。




Kickstarter での Modbook Pro X の価格は、自前の MacBook Pro (late 2013以降) を送って改造して貰うコースが1999ドルから。キーボードドック兼スタンドと背面キーをつけると2689ドル。改造サービスではなく完成品の Modbook Pro X が欲しい場合は3999ドル~最上位フル装備で6299ドルなど。

また今回は Kickstarter を通じたファンディングキャンペーンなので、予約あるいは出資の合計が15万ドルに達さないかぎりプロジェクト自体がキャンセルされます (支払いは発生しません)。

目標金額を調達でき、さらにプロジェクトが頓挫せず順調に進んだ場合、Modbook Pro X の出荷は2014年12月以降。米国外にはそれなりの送料がかかります。
 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: apple, macbook pro, mod, modbook, modbook pro x, wacom
0シェア
FacebookTwitter