ソフトバンク AQUOS CRYSTAL 試用リポート。5インチ液晶で幅67mmの「フレームレス」、画面だけを持つ感覚

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2014年08月21日, 午前 12:01 in 305sh
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ソフトバンクが8月29日に発売するシャープ製スマートフォン AQUOS CRYSTAL 305SH の試用リポートをお届けします。

AQUOS CRYSTAL は、ソフトバンクと米Sprint の共同開発による日米共同調達モデルの第一弾。前面のほとんどを画面が占める「フレームレス構造」が特徴です。




AQUOS CRYSTAL はソフトバンクが買収した米国の通信会社Sprintとの共同調達モデルとして、米国でもSprintを通じて発売予定です。このためグローバル寄りの仕様となっており、防水やワンセグ、おサイフ、赤外線、NFCには対応しません。

主な仕様は、5.0インチ 1280 x 720 S-CG Silicon液晶、Snapdragon 400 MSM8926 1.2Ghzクアッドコアプロセッサ、1.5GB RAM、内蔵8GBストレージ、microSDXCスロット(128GB対応)、背面800万画素カメラ、前面120万画素カメラ、本体サイズ 幅67 x 高さ131 x 厚さ10mm、質量140g。



最大の特徴であるフレームレス構造は、302SHから続くシャープの3辺狭額縁デザイン「EDGEST」を更に推し進めたもの。狭額縁液晶の上にエッジを斜めにカットした前面パネルを置くことで、光学レンズ効果により、フレーム(ディスプレイの外枠部分)をさらに細く見せています。

実際に手にとってみると、まるでディスプレイだけを持っている感覚です。

左右のフレームも細い分、横幅が67mmに抑えられているため、一般的な5インチ画面のスマートフォンよりも片手での操作が容易です(同じ5インチのGalaxy S5は横幅73mm)。

エッジが狭いことで懸念される誤タッチは、試用した範囲では特に気になりませんでした。



電源/スリープボタンとイヤホンジャックは本体上部に、音量ボタンは本体の左側側面に配置されています。右側側面には何もなし。



フレームレスを活かしたジェスチャー操作にも対応。フロントの上端を指で横になぞるだけで画面のスクリーンショットを撮影できます。対象がWEBページの場合、スクリーンショットとともにWEBページのURLも保存されます。

その他便利機能としては、スリープ時に画面をなぞって画面ON、端末をシェイクするだけで画面OFFにできる「Sweep On and Shake OFF」や、英文テキストにカメラをかざすだけで日本語にリアルタイム翻訳してくれる「翻訳ファインダー」、全画面を縮小表示して片手操作を容易にする「ワンハンドアシスト」などを搭載します。

オーディオにはHarman社製の高音質化技術「Clari-Fi」を搭載。これは、圧縮音源の失われた音データを復元させて高音質化をはかるもので、ミュージックプレーヤーだけでなくYouTubeなどの動画再生時にも利用できます。

またAQUOS CRYSTALは、Harman Kardon社製のワイヤレススピーカー「Harman Kardon ONYX STUDIO」を標準で同梱(下記画像)。自宅でも高音質のサウンドを楽しめるとしています。



AQUOS CRYSTALはソフトバンクから8月29日に発売予定。一括価格は5万4480円。24か月の月々割を適用すれば、新規の場合は差し引き0円、機種変更の場合は-2170円、MNPの場合は-8640円。


発表会での質疑応答も併せて掲載します。




Q:米Sprintと端末を共同開発するにあたり、日米の市場にそれぞれどのようなメリットがあるか。
A:共同開発のプラットフォームを使うことで、スケールメリットを得られることが大きい。ただし、市場に対し、それぞれの市場の特性に合ったUIやサービスを提供する必要があり、それぞれにカスタマイズする必要はある。その良さの部分は残す。

Q:共同調達により端末価格は安くなるのか。
A:スケールメリットを発揮することで、調達コストが下がる分、結果的にユーザーに還元できると考えている。

Q:Appleの新型iPhoneが出る直前に、本製品を発売する意味合いと、本製品の位置づけは。
A:準備が完了したので発売を決定した。Androidの戦略商品と考えてもらって差し支えない。

Q:ワンセグなどの日本向け仕様に対応しないのは、共同調達のデメリットでは?
A:日本向け仕様を必要としていないユーザーも多くいる。共同調達のメリットを最大化するために、本端末の発売を決定した。

Q:Windows PhoneやFirefox OSなど、第3のOSへの進出は。
A:決まっていることはない。将来の方針については回答できない。

Q:共同開発になぜシャープを選んだのか。今後はシャープ以外との提携も検討しているか。
A:シャープの優れた液晶技術、とくに、フレームレス端末をアメリカでも独占して販売してくれる。それを一番のメリットと捉え、シャープと組むことにした。今後シャープ以外のメーカーと組むかについては未定。現時点でコメントできることはない。

Q:米国で販売を伸ばすための施策は?
A:日米でニーズは違うが、共通化できるところは共通化しつつ、差別化も残す。日本向けにAQUOS CRYSTAL Xを発売するように、今後Sprint向けに差別化した端末も出すかもしれない。

 
 

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