ローランドが小型の USB-DAC 「Mobile UA UA-M10」 を発表しました。最大で DSD 5.6MHz の再生が可能で、DSD 2.8MHz まではネイティブの再生に対応します。また、PCM 方式のデータは新開発の DSP オーディオエンジン S1LKi により、DSD 2.8MHz 相当に変換のうえ出力します。
 
入出力は、PC と接続するための microUSB と、2つのヘッドホン出力端子を備えます。

2系統あるヘッドホン出力は、ヘッドホン専用とヘッドホン/ライン出力兼用に分かれます。ライン出力を使用する場合、その端子は音量調整ができなくなるものの、4ch出力設定が可能となります。

4ch出力設定時は DAW ソフトなどからのマルチトラック出力に対応し、ライブなどでのクリックを使った演奏にも使えるとのこと。

対応する OS はWindows および Mac。Windows は ASIO ドライバーでの動作に対応します。DSD の伝送方式は DoP Standard 1.0。
 
 
新開発の DSP オーディオエンジン S1Lki は、192kHz までの PCM 方式のデータを内部で DSD と同じ 1bit データへと変換、再生します。DSD 変換時のサンプリングレートは 3.072MHz または 2.8MHz です。

なお、S1LKi による変換を使用しない場合は最大 352.8kHz/32bit までの再生が可能です。ただし、352.8kHz/32bitで再生する場合は、2ch 出力および ASIO ドライバー/Core Audio 限定で動作します。

ヘッドホンアンプ出力は158mW x2(40Ω負荷時)。電源はUSBバスパワーなので、外出先でノートPCなどとともに使うこともできます。

発売時期は11月。オープン価格ですが、予想実売価格は3万3000円前後。