米ニューヨークで現地時間9月20・21日、Maker FaireのフラッグシップイベントWorld Maker Faire New Yorkが開催されました。Engadgetではイベント会場から、ロボットやIoTガジェットなど各ブースの展示内容や、Maker Faireを主催するMaker Media、Kickstarerへのインタビューなどを順次お届けします。




    Maker Faireは、世界最大規模のモノづくり (DIY) 展示会。テクノロジー、科学工作、ファッション、アート、フードなど広い分野の「モノづくり」をする人や企業=Makerとその作品が集まります。

    World Maker Faire New Yorkは、Maker Faireのフラッグシップイベントの1つ。今年は700以上のMakerが出展し、来場予定者は8万5千人以上を数える大規模イベントです。ニューヨークでの開催は5回目。ニューヨーク科学ホール(New York Hall of Science)の敷地全面を使ったZone1からZone5までのエリアに多数のブースが並び、パフォーマーによるステージや会場を動き回るロボットなどが現われます。



    Iotガジェットやロボットはもとより、3Dプリンタ、モノづくりの工具、食品、洋服、工芸品、Arduino、Raspberry Piなどの開発ボード、マルチコプターなど幅広い展示とMakerが世界中から集合。モノづくりの最新動向や、子供や大人まで楽しめる参加型の展示やデモブースなどからメイカームーブメントの熱気を体感できる内容となっています。



    ハンドメイドの洋服や帽子、食材などを売るブースは正面ゲート近くにあり、手に取る人と売る人の掛け合いが楽しい一幕も。



    主催のMaker Mediaは会期中会場からストリーム中継をしています。正面ゲートを少し過ぎたところには、GoProが待ち構えています。



    子供向けの体験型展示も多数。こちらは「Break it -Make it」と名付けられた工作系ブースで、文字通り物を自由に壊す机と、新しく物を作る机に分かれて作業ができます。



    電子基盤や乾電池、古いケーブルのほか、なぜか壊れたXboxのコントローラーなどを使ったアート作品が一見無造作に展示されています。「DIGITAL BEING」と名付けられたこの作品は、ニューヨークのマンハッタン島の地図だそう。



    フード系の展示や露店もMakerな雰囲気が漂います。こちらでは大鍋を駆使してパエリアを作り、昼からのランチタイムに備えています。




    新しい物だけではなく、往年の蓄音機やカメラ、電話機やおもちゃなどを展示するブースもあります。こちらの「The Museum of Interesting Things」は移動型の美術館。デモンストレーターが世界中どこにでも依頼があれば"面白いもの"を持って出向きます。

    メイカームーブメントは一時期流行語のようになりましたが、Maker Faire開催初年の2006年から2013年の間に、Maker FaireやMini Maker Faireの出展数と来場者数は約24倍に成長。各地で根ざし、さらに拡大していく可能性を感じます。(2013年5月Maker Media調べ。フラッグシップ、注目、ミニの各Maker Faire合計数。なお、2006年から2008年まではフラッグシップのみの数値)

    ニューヨークでどのようにメイカームーブメントが定着しているのか、会場の模様を引き続きお伝えしていきます。