シャープ、業界初のMEMS-IGZOディスプレイ採用タブレットを来年発売。省電力で色再現性を向上

Takuro Matsukawa
Takuro Matsukawa
2014年10月6日, 午後 03:52 in IGZO
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シャープが、業界初のMEMS-IGZO ディスプレイ搭載タブレット「メディアタブレット」を開発しました。2015年上半期に、法人市場を中心に発売予定です。


MEMS-IGZO ディスプレイとは、米クアルコムの子会社Pixtronix が保有するMEMS ディスプレイ技術と、シャープのIGZO 技術を統合して開発した「最先端のディスプレイ」。

従来の液晶ディスプレイは、バックライトの光をカラーフィルタや偏光板などを通すことで画像を表示します。

一方MEMS-IGZO ディスプレイは、RGB LED バックライトを搭載し、その光をパネル表面に敷き詰めた超小型シャッターで制御して画像を表示します。フィルタなどが不要になるとともに構造もシンプルになるため、光のロスが減り、「高いバックライト透過量と低消費電力、RGB の光源による高い色再現が可能」になるとしています。

なおMEMS とはMicro Electro Mechanical System の略で、日本語では「微小電気機械システム」と呼ばれます。IGZO はIndium、Gallium、Zinc、Oxygen で構成される半導体の略称です。



またMEMS-IGZO ディスプレイは、シャッターの制御方法を変えることで用途に適した駆動モードに変更できることも特徴です。今回のタブレットは駆動モードをワンタッチで切り替えられるUI を搭載し、鮮やかさを重視した「高色再現モード」や省電力な「白黒表示モード」などへ簡単に変更できます。

(MEMS-IGZOディスプレイの詳しい解説と実機デモ動画はこちら)

メディアタブレットの主な仕様は、7.0インチ1280 x 800 MEMS-IGZO ディスプレイ、クアルコムSnapdragon 800 プロセッサ、802.11 a/b/g/n/ac WiFi、3G/LTE 通信機能、音声通話機能、フロント/リアカメラ、IPX5/IPX7 の防水性。OS はAndroid 4.4。

外形寸法やバッテリー駆動時間は未定。なおトップ画像の端末は開発中のもののため、実際に販売される製品とは異なる可能性があります。また画面はハメコミ合成です。
 
 

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