セイコーが、NFC データ通信対応のストップウォッチ SVAJ701 を発表しました。別売りの NFC リーダー SVAZ015 を接続した PC に、CSV 形式で計測データを転送できます。 
学校の現場やスポーツ、特に屋外で行うトラック競技などでは、耐久性や精度の高いストップウォッチが欠かせません。多くのストップウォッチではラップタイムやスプリットタイムを内蔵メモリ―に蓄積し、後で見直すことが可能です。

ところがいざ集計するとなると、小さな画面に一つ一つタイムを表示してはノートに書き写す、または PC に手入力するという作業が必要です。いちいち手入力していると、写し間違うこともありそうです。

一方でデータを紙に出力できるストップウォッチ専用プリンターやプリンター付きストップウォッチなどもありますが、やはり手作業による PC へのデータ入力は避けられません。

セイコーが発表した SVAJ701 は、NFC データ通信機能を搭載するストップウォッチです。PC へ直接計測データを転送でき、転記間違いの心配もありません。
転送方法は、PC に専用のデータ管理アプリケーションをインストールし、USB 接続した NFC リーダー SVAZ015 の上に ストップウォッチ本体をかざすだけ。データ形式は CSV で、転送後はすぐに表計算ソフトなどで編集加工が可能です。

なお、データ管理アプリケーションには、SVAJ701 の時刻合わせやバッテリー残量を確認するユーティリティー機能も備えます。対応する OS は Windows 7 および Windows 8。

ストップウォッチとしては、1/100秒の精度で100時間まで連続計測に対応。タイムは上下2段の表示に対応し、最大999回までのラップ/スプリット回数表示が可能です。また、最大で300本分のデータを内蔵メモリーに保管し、計測中に保管データを表示することもできます。

ほか、データの保管方法としては、連続計測した一連のデータを「チャンネル」として保存し、次の計測からはまた別のチャンネルとして保存していく ブロックメモリー機能 も搭載します。、

SVAJ701 の電源は太陽電池を用いており、バッテリー切れの心配はありません。また、5気圧の防水性能により、水泳やボートなど水回りの競技や雨天時でも気にせず使い続けられます。

本体サイズは縦72.2 x 横60.3 x 厚さ21mm。ケース材質はプラスチックで、裏蓋はステンレス。液晶画面はアクリルガラス。別売りのデータ通信用 NFC リーダーは、縦98.0 x 横65.0 x 厚さ12.8mm。

発売日は11月14日。価格はストップウォッチ SVAJ701 が税抜き1万3000円。NFC リーダーが税抜き3500円。

ちなみに、PC にデータを転送できるストップウォッチとしては、GPS ウォッチを扱うファーストランニングの F-RUN がありますが、こちらは専用の USB ケーブルで PC に接続するタイプ。コイン電池で駆動するところや日常生活防水というあたりも SVAJ701 との相違点です。