27日開催のau 発表会 2014 Winter より。報道各社の取材でごった返す製品発表会の中、冬モデル扱いながら既に発表済みモデルとあって、ソニーやサムスンの展示ブースは普段よりしめやかに製品展示が行われていた印象です。

Tizen OS 搭載の大きなスマートウォッチ Gear S もそんな製品の1つでしたが、小さいことは良いことだ、と言わんばかりに局所的に盛り上がれそうなGear S 対応Opera Miniブラウザを紹介します。


NTTドコモが旗振り役となり巨大な神輿を担ぐ形でグローバルの荒波に打って出たTizen OSですが、残念ながら船出前に座礁したような状態なのはご存知の通り。嵐の中で航海に出たはずの Samsung Z も道半ばにして延期に次ぐ延期を余儀なくされ、ダークフォース的に最後尾からグローバル市場に躍り出てきたのがまさかのスマートウォッチ。誤解を恐れずに言うと、それがTizen OSです。

現在までにGear 2、この秋より販売を開始したGear SがTizen OSを採用したスマートフォンとなっています。Gear SはBluetooth対応のコンパニオンデバイスとしてauから、3GのSIMカードに対応したSIMロックフリーのリストバンド型Tizenケータイとしてドコモから販売中。10月、このモデル初のWebブラウザ Opera Miniの提供が始まりました。



2インチ、360 x 480ピクセルのディスプレイで一体何を表示するのか、というのもありますが、それはそれとしてGear SにWebブラウザがあることで、益々単体利用しやすくなったのは事実。EngadgetのWebサイトだって読めないことはありません。Operaは携帯電話向けにブラウザアプリを提供しているだけあって、アイコンの並べ方にはノウハウがあります。

なお、10年前は2インチ画面の携帯電話も当たり前に存在しており、それらでネットにもアクセスしていました。あえて書く必要はないかもしれませんが、ドクター中松氏が第4世代と称した腕時計型試作機「ウデンワ」の発表は2003年でした。



そもそも腕時計型コンピューターの歴史は古く、そのコンセプトたるやさらに古くからありました。1980年代にはセイコーのUC-2000やエプソンのRC-20、1990年代にはセイコー Ruputer、2000年代前半にはシチズンとIBMによるWatchPad、PHSのWRISTOMOなどが登場しています。