JER、ウェアラブル放射線監視システム RadiBorg 展示。HMDやAndroidタブレットなど汎用品で構成

Hirotaka Totsu
Hirotaka Totsu
2014年11月11日, 午前 06:00 in JER
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テロ対策特殊装備展(SEECAT)は、警察・消防・自衛隊・テロ対策が必要な企業等の治安関係者に入場を限定したクローズドショーです。日本環境調査研究所(JER)が展示したリアルタイムウェアラブル放射線監視システム「RadiBorg(ラディボーグ)」は、近未来的な印象を受ける極地作業員支援システムです。

 

RadiBorgは、NTTデータとJERの共同開発によるウェアラブル型の放射線量表示監視システムです。原子力発電所やその関連施設向けのもので、作業場所の線量当量率と個人被ばく線量をチェックしながら作業に当たれるというもの。2014年3月より共同開発を開始し、7月より販売を行っています。



システム構成は、サーベイメーター(放射線測定器)とマスクに取り付けられたアクションカメラ、エアスカウター(表示装置)、情報端末。指令者や放射線管理者などと情報端末を介してやりとりします。



作業者が装着したサーベイメーターは、Bluetoothで情報端末に情報が送られ、自身の表示装置(エアスカウター)に表示されると同時に、指令者や放射線管理者にもこのデータが送られます。

これにより作業者はいちいちサーベイメーターを取り出して線量を確認する手間が省け、指令者や放射線管理者は、適切な線量管理が行えます。情報や映像はリアルタイムに送信されるほか、メモリカードにも記録できます。


また、作業はカメラによって映像が送られるため、作業者が見落としたり、死角となって気づかない部分など、確認作業を指示することもできます。記録された映像を帰還後に確認し、再び確認に行くといった二度手間がなくなるので効率も向上するほか、常に第三者が見ているという事で作業者が安心して作業するという効果もあるそうです。

なお本システムは、汎用品(ヘッドマウントディスプレイ、Androidタブレット、アクションカム)を組み合わせて構成しているので、サーベイメーターを別な計測器や生体情報など各種センサーになどに交換すれば、他の用途にも利用できるのが特徴です。
 
 

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