「おもいでばこ」は、デジカメやスマートフォンで撮りためた写真や動画をすべて取り込み、自動的に整理したうえでテレビの大画面で楽しむことがコンセプトの製品。
クラウド上の写真サービスには機器設定の手間やプラットフォームの壁、アクセス制御や回線の問題といったハードルがあるのに対して、「おもいでばこ」は単純にすべての写真をローカルに集約し、家族の誰でもリモコンですぐに楽しめる点を売りにしています。
先代モデルの PD-100S/W では、専用のスマートフォンアプリによって WiFi 経由で「おもいでばこ」の中身が見られるようになり、使い方の幅が広がりました。
さらに今回発表となった PD-1000 シリーズでは、高速 CPU の採用でサムネイル表示がより速くなったほか、自宅に WiFi ルーターがない場合でもスマートフォンやタブレットから直接アクセス可能な「おもいでばこスポット」機能を搭載しています。
本体の大きさは PD-100S/W シリーズ比で約54%に小型化しつつ、容量は2倍の 1TB /2TB へと増加しました。
写真や動画の取り込みに対応するメディアは SD /SDHC /SDXC カード、USBメモリー、USB-HDD。スマートフォンやタブレットからは WiFi 経由で取り込めます。
入出力は HDMI 出力、100BASE-TX、USB 2.0 x2 (USB取り込み用、バックアップ機器接続用)、マイクロUSB、SDXC カードスロット。および 802.11b /g /n WiFi。
本体大きさは幅154 x 高さ37 x 奥行118mm。重さは約410g。リモコン、HDMI ケーブル、AC アダプターが付属します。
発売日は3月中旬。オープン価格ですが、直販サイトでの税込価格は PD-1000-L(2TB)が5万1300円、PD-1000(1TB)が3万7584円。
旅行や子どもの生い立ちといった写真を撮りためすぎて、まったく整理が追いつかない人にはおすすめの製品です。