コルグがクリップ型チューナー4種を缶詰にした『チューナー缶』Canned Tunerを6月下旬に発売します。

当初は4月1日にツナとチューナーをかけたダジャレ製品として発表されたため、しょうもないエイプリルフールのネタとしてスルーされていました。しかし1週間後の4月8日、コルグ・チューナー誕生40周年記念の限定販売品として改めて正式な商品になりました。



コルグのチューナーの歴史は1975年3月まで遡り、世界初の針式メーター・チューナーWT-10を発売してから今年で40周年を迎えます。

ツナ缶のデザインをあしらったパッケージの中に入ってるのは、±0.1セントの高精度チューニングが可能なSledgehammer Pro Pitchclipか、手頃な価格でポップなカラーデザインのPitchclip が色違い3モデル。開封後の缶は、持ち運び用のケースとして再利用できます。

楽器用のチューナーは主に演奏家達からの需要がありましたが、近年はスマートフォンのチューニング用のモバイルアプリに取って代わられる傾向にあります。そのため高精度なチューニングが可能なSledgehammer Proのように、チューナーを売り出すためには何らかの付加価値が必要な状況になっています。今回の捻ったリリースには、そういった背景からチューナーに目を向けさせたいというメーカーとしての思惑もあるのかもしれません。

あるいは先日のヤマハのバイクと楽器の異業種間開発者コラボレーション企画の例のように、これはコルグの水産業界への密かなラブコールかもしれません。コルグのシンセサイザーが築地市場で取引される日が来るとはとても思えませんが、コルグが本気を出したらどんなえらいことになるのか、今後に大いに期待したいところです。