キヤノン、独自の4K対応ビデオフォーマットXF-AVC発表。6月発売の XC10から対応

Tomohiko Hasegawa
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2015年04月13日, 午前 08:10 in 4k
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キヤノンが独自の4K対応のビデオフォーマットXF-AVCを発表しました。

業務用の4K対応のビデオフォーマットと言えばソニーのXAVCが先行している感はありますが、キヤノンはXAVCを採用せず、今後発売する業務用製品は独自フォーマットのXF-AVCへと対応していきます。キヤノンが発表したXF-AVCの仕様は、4K(QFHD)とFull HDの記録モード(解像度)があり、フレームレートごとのビットレートなどをまとめると以下の通りです。



一方で、ソニーのXAVCについても、上記と同じような条件で仕様を以下にまとめました。

                      
後発のキヤノンがソニーの仕様に合わせて、後追いしている感も少なからずありますが、XAVCには2Kや4K(4096x2160)などの解像度が用意されている点が異なります。また、上の表に記載がありませんが、ソニーのXAVCもフォーマットはMXFを採用しています。

一方で、両社の4Kビデオに対する方針の違いを示すポイントとしては、ターゲットとしている記録メディアに現れています。ソニーは高速な業務用のメモリ規格であるSxS PRO+(エス・バイ・エス プロプラス)を採用し、キヤノンは次世代のCFカードと呼ばれるCFast 2.0規格のCFを採用しています。

現時点でXF-AVCに対応する予定の機器は、キヤノンから6月発売予定の業務用デジタルビデオカメラ XC10、9月発売予定の映画制作機器 EOS C300 Mark IIがラインナップされています。サードパーティでは、ノンリニア編集のアプリケーションを開発するAdobe、Avid、Appleなどの各社がXF-AVC対応を発表しています。

この3月末まで約20年間ソニーが1社でスポンサーをし、撮影などの機材が全てソニー製で統一されていたTBSのTV番組『世界遺産』がこの4月からのスポンサー変更に伴い、キヤノン製の機材に変更されたことが一部で話題になりました。

業務用の4Kビデオフォーマットでも、ソニーからキヤノンへの流れが発生するのかは、今後他社がどちらのフォーマットを採用していくのかに大きく影響されそうです。いずれは家庭用の4Kビデオフォーマットにも波及していくと考えれば、今後の動向が気になる話題です。
 
 

 

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関連キーワード: 4k, 4kVideo, canon, contest, XAVC
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