ヨドバシカメラは5月中旬以降、秋葉原のマルチメディアakiba店を始めとする主要店舗に「SIMフリーカウンター」を開設します。提供するサービスは複数キャリアを比較したプラン提案や即日開通など。

総務省は今年5月以降に発売される端末について、原則としてSIMロック解除に応じることキャリアに義務付けます。ヨドバシ幹部は『今年はSIMフリー元年』と語り、SIMロック解除後の需要に対応する狙いです。

SIMフリーカウンターは、新規参入が相次ぐ格安SIMを一括して取り扱う窓口。複数キャリアを比較したプランの提案や設定・開通作業サービス、アプリの提案、アフターサービス業務などワンストップで引き受けます。



格安SIMは通信料金が大手キャリアに比べて割安な点で注目を集めていますが、参入する事業者が多く、どれを選んでいいか比較検討するのも手間がかかります。

こうしたなか、複数キャリアを横断的に取り扱うSIMフリーカウンターの開設は、消費者の困惑を軽減する可能性があります。

また格安スマホの場合、インターネットで申し込んで後日郵送という場合が多く、すぐには使えないというデメリットがありますが、SIMフリーカウンターでは即日開通が可能。『申し込みから最短30分、遅くても1時間で持ち帰れるようにしたい』と語りました。


取り扱いは当初8キャリア。WIRELESS GATE、Y!Mobile、UQ mobile、U-NEXT、freetel、@nifty、OCN、BIGLOBE。これらは現在特定できるもので、今後増える可能性もあるそうです。



SIMフリーカウンターは5月中旬に東京・秋葉原店に開設予定。以降、2か月に1店舗のペースで梅田・博多・京都・札幌など全国の主要店舗に設置します。

なお総務省は5月以降に発売するスマートフォンなどについて、原則としてSIMロック解除に応じることをキャリアに義務付けます。

ヨドバシカメラでは『今年はSIMフリー元年といっても過言ではない』(日野 文彦 常務取締役販売本部長)と意気込む一方で、他のヨドバシカメラ担当者は『義務化されても、SIMロック解除した端末の月々サポートを打ち切るなどキャリアが囲い込みを強化する可能性も考えられ、すぐには格安スマホにユーザーは流れないと考えている』としています。

比較や即日開通は便利ですが、アプリの「提案」がどんな形態になるのか、店舗ばかりでなく客の利益になるのか注目してゆきたいところです。