DSD 5.6MHzネイティブ再生対応プレーヤ FiiO X3 2nd generation 発表。実売3万4000円前後

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年05月4日, 午後 05:12 in audio
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ポータブルヘッドホンアンプなどを扱う FiiO が、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー FiiO X3 の新モデル「FIIO X3 2nd Generation」を発表しました。筐体や UI は FiiO X1 のデザインを取り入れ、再生機能では新たに DSD 5.6MHz のネイティブ再生に対応しています。
 

 
 
先代モデルの X3 といえば、FiiO のハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「X」シリーズの第1弾として2013年に発売されたモデル。DAC チップには Wolfson WM8740 を備え、放熱効率の高いアルミニウム筐体やすべて物理ボタン操作としたところなどが高評価を得ていました。
FiiO X3 2nd Generaton は、X3 の後に発売された上位モデル X5 や、エントリーモデル X1 から機能やデザインを取り入れました。DAC チップはシーラスロジック製の CS4398 に変更したほか、ローパスフィルターおよびボルテージアンプには TI OPA1642 を搭載しました。FiiO いわく、これによりノイズと位相歪みを低減したとのこと。

また再生するデータのサンプリングレートに合わせ、44.1kHz用と48kHz用に別々のクロックジェネレータを搭載するデュアルクリスタルオシレーターを採用。音声転送時のジッターを抑えます。

先代モデルは発売当初、DSD 方式の音源に非対応でしたが、X3 2nd Generation では最初から DSD 5.6MHz までのネイティブ再生に対応します。また PCM 方式は APE /WAV /FLAC /ALAC /WMA /AIFF /MP3 /OGG の各ファイル形式に対応。最大で192kHz/24bit まで再生できます(WAV形式では96kHz/32bitにも対応)。また、PC との USB 接続により外付け音源として機能する USB-DAC モードも備えます。
 
 
入出力は データ転送と充電を兼ねる MicroUSB 端子、ヘッドホン出力、ライン出力とデジタルコアキシャル出力兼用端子を搭載。デジタルコアキシャル出力を使用する場合は、DSD 5.6MHz が 176.4kHz/24bit、DSD 2.8MHz は 88.2kHz/24bit の PCM に変換したうえで再生します。

内蔵メモリ―は搭載しないものの microSD カードスロットは最大128GB の microSDXC カードに対応。本体を PC と接続すれば外部ストレージとして認識されるため、データの転送も簡単に行えます。

ヘッドホン出力は インピーダンス16Ω のヘッドホン/イヤホンを接続した場合で 224mW、32Ω で 200mW、300Ωでは 24mW。利用可能なヘッドホンのインピーダンスは 16~150Ω。再生周波数帯域は 20Hz~20KHz。

内蔵バッテリーでは約12時間の連続再生が可能。充電時間は約3時間。本体大きさは縦96.7 x 横57.7 x 厚さ16.1mm。重さ135g。カラーはチタンのみ。

FiiO X3 2nd Generation の発売日は5月15日。オープン価格ですが、店頭予想価格は3万4000円前後です。

ちなみに DAC チップに CS4398 を採用するハイレゾプレーヤーとしてはほかに Astell & Kern の AK100II があります。FiiO X3 2nd generation のほうがかなり下の価格帯ですが、DSD のネイティブ再生など機能面では逆に優れている部分もあります。通勤や通学時といった日常的な場面で気楽にハイレゾ音源を楽しむなら、FiiO X3 2nd generation はおすすめの選択肢と言えそうです。

 

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