VRヘッドセット Oculus Riftの一般発売は2016年Q1、製品版公開

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2015年05月7日, 午前 05:31 in crescent bay
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仮想現実ヘッドセット Oculus Rift を開発する Oculus VR社が、市販バージョンの発売は2016年の第1四半期(1〜3月)になることを発表しました。

市販バージョンは現行の開発者向け最新プロトタイプ Crescent Bay をさらに進化させ、装着感やトラッキング性能を向上させたモデルになる見込みです。​

Oculus Rift は、Oculus VRの創業者 Palmer Luckey 氏が19歳で開発したバーチャルリアリティ・ヘッドセット。

子供の頃から工作やPC自作が好きだったラッキー氏はバーチャルリアリティとゲームにも興味を持ち、iPhone の修理で稼いだ資金をオークションに注ぎ込みソニーやVuzix など各社のヘッドマウントディスプレイを手に入れては試していたものの、どれも視野の狭さや描画の遅さなどゲーム用としては不満があったことから、低コストでゲームにも使える仮想現実ヘッドセットとして開発したのが Oculus Rift です。

大学の研究を兼ねた個人プロジェクトとしてVRヘッドセットを開発していたところ、ネットで情報交換する同好の士であり伝説的な3Dゲームプログラマのジョン・カーマック氏の目に止まり絶賛を受けたことからゲーム業界からの注目と後押しを受け、Kickstarter で量産資金を募るキャンペーンは当初目標の25万ドルを大幅に超える250万ドル近くの調達に成功しました。

Kickstarter や投資の受け皿として設立したOculus VR社はカーマックを始め実績ある開発者を集め、2014年には『VRはモバイルに続く明日のプラットフォーム』と表現するFacebook に約2000億円で買収されるまでになりました。




Oculus VR社は Oculus Rift の市販時期について明言を避けてきましたが、今回の発表で始めて2016年1〜3月という明確な日付が明らかになりました。市販バージョンは現行最新の開発版Crescent Bay プロトタイプからさらに進化した製品になる見込み。来年の発売に先駆けて、年内に予約受付を開始します。

日本でも展示会やイベントの演物としてよく見かける、いわゆる『オキュラス』は開発キット第一版(DK1)や、頭部位置のトラッキングも追加したDK2が大半ですが、Oculus VR社は昨年の秋に最新のプロトタイプとしてCrescent Bayを公開していました。クレセントベイはDK2に対して軽量化や解像度の向上、3Dオーディオの追加などが施されています。

Oculus VRの発表によると、市販版はクレセントベイからさらに進んで、着席でも立っていても対応する進歩したトラッキングシステム、もっと洗練された外観、より自然な装着感になる予定。

ハードウェア・ソフトウェアの仕様や入力系、VR向けに開発された対応ゲームなどの詳細は今後数週間に順次公開される見込み。発表では 6月のゲームイベントE3 にも言及して『これは始まりに過ぎない』と期待を煽っています。

 
 

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