9ドルのボード型コンピュータCHIP発表、ゲームボーイ風の外装も用意

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2015年05月11日, 午前 03:44 in chip
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英国発の Raspberry Pi が火を点けたシングルボードコンピュータ市場に、9ドルからと安価な新製品 C.H.I.P. が参戦しました。

CHIPは10ドルを切る低価格ながらARM Cortex-A8系1GHz プロセッサと512MB RAM、4GBストレージを備え、デスクトップLinuxが動くシングルボードコンピュータ。

組み込み用途向けの各種IOピンを備えるほか、WiFi / Bluetooth を標準で搭載し、そのままインターネット接続やキーボード・マウスなども接続できる点が特徴です。



CHIP の用途はラズベリーパイと同様、計算機科学の教育向け、手製のロボットやガジェットに通信・処理能力を与える組み込み向けなど。

開発したスタートアップ Next Thing Company は量産効果で価格を下げるため5万ドルを目標に Kickstarter で資金調達キャンペーンを実施していますが、開始から数日の時点ですでに目標の10倍を超える50万ドル超を集めています。



CHIPの主な仕様は Allwinner R8プロセッサ(Allwinner A13ベース、Cortex-A8 コア1GHz、GPUはフルHD H.264動画デコード・エンコードやOpen GL ES 2.0など3Dグラフィック対応)、512MB RAM、4GBフラッシュメモリ。



インターフェースにはGPIOなど各種のピンとUSB、802.11b/g/n WiFi と Bluetooth 4.0を標準搭載します。一方、9ドルのCHIP単体では映像出力にアナログのコンポジットビデオ端子(黄色いやつ)しか備えません。このためPC的に使う場合には、本体プラス10ドルの19ドルでVGAアダプタのセット、本体プラス15ドルの24ドルでHDMIアダプタのセットも用意します。



CHIPのユニークな点は、4.3インチのタッチ画面とQWERTYキーボード、5時間駆動のバッテリーを備えたポータブル版 PocketC.H.I.P. も用意すること。CHIPボードはPocketCHIPの背面にカートリッジのように挿しこんで使います。こちらの価格は、CHIPボードとセットで49ドル。

CHIPもPocketCHIPもオープンソースソフトウェアをベースとしており、ハードウェアも寸法や回路図、各種仕様を公開したオープンソースハードウェアをうたいます。

Kickstarter での資金調達がこのまま成功した場合、また量産が問題なく進んだとして、単体のCHIPは今年の12月から、ポケットCHIPは2016年の5月にも出資者向けに出荷予定です。
 
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関連キーワード: chip, next thing co.
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