国際コンピュータ見本市 COMPUTEX TAIPEI 2015より。マイクロソフトは基調講演を実施しました。内容は7月29日に発売するWindows 10関連が大半を占め、基調講演終了後にはWindows 10を搭載したPCの新製品がお披露目されました。

Windows 10は、7月29日に発売されるマイクロソフトの次世代OSです。

特徴は、PCからタブレット・スマートフォン・Xbox・Holo Lensに至るまで、あらゆるデバイスを1つのプラットフォームにまとめた点。

スマートフォンでもPCでも同じアプリ(ユニバーサルアプリ)が動き、例えばデスクトップでアプリのウィンドウの幅を狭めればスマートフォンと同じ表示に。またユニバーサルアプリに対応するサードの一覧も公開され、そこには日本で普及する「LINE」もありました。


▲ウィンドウの幅を狭めるとスマートフォンと同じ表示スタイルに


▲対応サード一覧。日本でおなじみのLINEも


また基調講演で改めて強調されたのが「10億台」という数。マイクロソフトはWindows 10の発売から2〜3年以内に10億台の搭載デバイスを普及させることを目指します。

「サービスとしてのWindows」への転換を図るマイクロソフトは、OSのパッケージ販売で利益を得る方向から、自社サービスのサブスクリプションで利益を得る方向に舵を切っていると思われ、そのために何よりもWindows 10の普及台数を上積みしたいという思惑が垣間見えます。

10億台を達成するために重要なウェイトを占めるのが、Windows 7/8.1からの無償アップグレードプログラムです。マイクロソフトによれば、7月29日の発売以降はWindows 7 / 8.1ユーザーに下記のようなポップアップが表示され、Windows 10へのアップグレードを促します。


▲Windows 10への移行を促すポップアップ


▲ビジネスからソーシャル、クラウドまで幅広いサービスを自社で展開していると強調


▲復活したスタートメニュー


▲Task Viewや仮想デスクトップ機能


こちらは音声アシスタンス Cortana のデモ。『チャリティーオークションのスライドを見せて』と話しかけるだけで該当するパワーポイント資料を見つけてくれます。このほかにも『台北101の高さは?』『リマインダーを作成して』といったデモが行われました。

生体認証 Windows Hello


こちらは生体認証を利用したログイン機能「Windows Hello」のデモです。Windows 10では顔認証や虹彩認証、指紋認証などを使ってパスワード不要でログインできます。

なお生体情報の偽装を防ぐために、生体認証の利用には専用のハードウェアが必要です。

会場ではIntelのRealSense 3D Cameraを用いたWindows 10の顔認証ログインをデモし、写真による成りすましの防止などが紹介されました。


▲顔認証をデモするRoanne sones氏 (OSグループ ゼネラル・マネージャー)


Windows 10の発売日が7月29日に決定したことを改めて告知





会場ではWindows 10を搭載したASUSやDELL、東芝製などのPC新製品も展示されました。