単体で96kHz/24bit録音できるBluetoohマイク「Mikme」。データをiPhoneへ無線転送

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年06月23日, 午後 02:45 in 96Khz
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元 AKG のエンジニア Philipp Sonnleitner が、「スタジオクオリティの録音」が可能と称するバッテリー内蔵マイク Mikme を開発、クラウドファンディングサービス Indiegogo で製品化のため出資募集キャンペーンを開始しました。

Mikme は単体で 96kHz/24bit のデジタル録音に対応。Bluetooth でワイヤレスマイクとして使えるほか、本体に録音した音声データは PC やiOSデバイスヘ転送し編集することもできます。
 

 
 

Mikme は 96kHz/24bit の録音に対応。「スタジオクオリティ」を謳う高音質な録音が可能です。本体には 8GB のストレージを備え、最大 180 時間の録音データを蓄積できます。約7時間使えるバッテリーを内蔵し、どこへでも持ち運べるため、用途は音楽のレコーディングに限りません。

Mikme 単体で録音するスタンドアロンモードでは、屋外へ持ちだして街頭インタビューや環境音の録音などに使えます。

Bluetooth で音声ストリーミングするワイヤレスモードでは、たとえば iPhoneで撮影するビデオの音声入力に用いたり、Skype などで通話するときにも使えます。なおワイヤレスモードは最大3台までの Mikme を1台の iPhone からコントロール可能です。

ほかにも USB ケーブルで接続する USB マイクモードは iOS デバイスのほか PC や Android にも対応。3.5mmミニジャックでつなぐ有線モードではヘッドホンでモニタリングしたり、デジカメの音声入力に接続することができます。


Bluetooth を経由した専用アプリとの間の転送では特許申請中の技術 'Lost & Found' プロトコルを用い、高音質を保ったデータ転送が可能。ただ、転送されるデータは 96kHz/24bit の無圧縮データではなく AAC エンコードした MP4形式のファイルとなります。PC と USB ケーブルで接続した場合は無圧縮データの転送も可能です。

な録音データは任意のPC用レコーディングソフトで編集可能。iOS デバイスでも専用アプリでミキシング加工を施し、最大8トラックの音声データに編集できます。専用アプリは現在 iOS 版のみですが、Android 版も開発中。

ほか、録音時に Mikme 本体を固定するにはマイクスタンド用のマウントとカメラ三脚用のマウント両方が使えます。

Indiegogoのキャンペーンでは、Mikme を1台入手できるのが249ドルの出資枠から。市販予定価格に比べると50ドルほど安価です。

ちなみに Mikme は昨年 Kickstarter でも最初の出資募集キャンペーンを実施しました。しかしそのときは目標設定額が21万7000ドルと強気過ぎたため調達に失敗。それでも8万5000ドルを超える出資申し込みがありました。

仕切り直しとなる Indiegogo での目標額は2万5000ドル。こんどはだいぶチキった設定にしてしまった結果、開始後数時間であっけなく目標を達成。現在はストレッチゴールとして8万ドルを目標に掲げています。

プロジェクトがスケジュールどおりに進んだとして、Mikme が出荷されるのは11月ごろ。もし入手したいと思ったならば、出資してるのもいいかもしれません。

なおクラウドファンディングは製品を購入するのではなく、そのプロジェクトへ出資した見返りとして製品がもらえるということをご理解の上でどうぞ。最悪の場合はプロジェクトが頓挫し、出資者が何も得られないケースもありえます。

下は Mikme と iPhone 内蔵マイクとの比較映像。演奏するのは 2歳の時に父親からギターを与えられ、、すぐにブルース・スプリングスティーンの「Born in the USA」を仕込まれたという、クレイトン・ジョセフ・スコットです。
 
 
 

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