NTTドコモが、スマートフォンのSIMロック解除要件を7月13日より緩和します。ただし対象となるのは、同一回線で2回目以降を希望するユーザーに対してのみ。

緩和後は、いったん解除手続きを行ったユーザーであれば、前回の解除から6ヶ月以上が経過していれば、新たに購入した端末でも購入日から解除可能となりました。また6ヶ月が経過していなくても、前回の解除から6ヶ月が経過した日に解除できるようになります。
総務省は通信キャリアに対し、5月1日以降に発売するスマートフォンについて、利用者が求めればSIMロックの解除に応じるようキャリア側に義務化しています。しかしこれを受けて、NTTドコモ・au・ソフトバンクの3社は、SIMロック解除可能な端末は義務化を受けて増加させたものの、一方で端末の購入日から 6ヶ月が経過しないと解除を申し込めないという、時期的な制限を導入。いわゆる『180日縛り』を設けていました。

180日縛り設定の理由についてソフトバンクの宮内謙社長は、『優良なお客』だけじゃないと説明し、主に転売対策としていました。



今回NTTドコモは、2回目以降とユーザーを限定してはいるものの、この180日縛りを緩和した格好となるわけです。

具体的には、同じ契約回線上であることを前提ととして、前回の解除から6か月以上経過していれば、新たに購入した端末では購入日からのSIMロック解除が可能に。また6か月が経過していなくても、前回の解除から6ヶ月が経過した時点で解除可能になります。なお5月1日〜7月12日に発売した端末をすでに購入しているユーザーにもこの要件緩和は適用されます。

今回の緩和は2回目以降のユーザーに限られることから、対象となるユーザーは限定されるものですが、ドコモが180日縛りを緩和する姿勢を示したこと自体は、ユーザーにとっては良い方向と見て良さそうです。auやソフトバンクもこれに続いての緩和策を打ち出すことをぜひ期待したいところです。