米国のデザイナー Spencer Kern 氏が、ゲーム『マインクラフト』のWindows 10版β発売を記念したカスタム自作PC 『Redstone』を公開しました。

一辺22cmほどのキューブ型で内部から赤く輝く筐体は、ゲーム中の鉱石レッドストーンそのもの。さらにキーボードや Xbox One ゲームパッド&チャットパッド、マウスまで統一した、非常に完成度の高い作品です。





自作PCケースといえば見立ての発想力と美術性、技術力も問われる総合芸術のジャンルですが(なんですよ)、近年はスマートフォンに使われるようなSoCチップやスティック型の超小型PCなど『PC』の定義が曖昧になり、メンテナンス性も冷却性能も考えずハリボテにミニ『PC』を収納すればすごいカスタムPCと呼ばれるような状況もありました。

Redstone は形状としてはありがちなキューブPCですが、作者は非力なSoCベースや完成品のミニPCベースを敢えて選ばず、ミニITX基板から電源・ファン構成など、Windows 10の発売も記念したフル機能のデスクトップPCとして設計しています。各パーツが固定されたアクリル製の内部フレームも自作。パーツは大まかな形状を3Dに起こして、PC上でパズルのように無駄のない配置とケーブル取り回しなどをシミュレートしたとのこと。

この内部フレームに、レーザーカットした外装をすっぽりと被せることで、内部から赤く脈動するレッドストーンのデザインとメンテナンス性、作業性を両立しています。



こちらは赤いケーブルまでテーマを統一した周辺機器群。左上の小さなキューブはRedstone PCではなく、発想の元になったレッドストーンのおもちゃ。




キートップ入れ替えと一部カスタムプリントで完成したレッドストーンキーボード。ESCキーが名実ともに『逃げてー』キーに。



作者もご満悦。

詳しい製作記や画像はリンク先の作者製作記デモへ。小奇麗な製作記ページは、マイクロソフトの新世代プレゼンアプリ Sway を使っています。Minecraft愛に留まらぬWindows PC愛とマイクロソフト製品使いこなしからなんとなく予想がつきますが、作者の本業はマイクロソフトでデザイナー(アーティスト)をしているとのこと。

訂正と追記: コントローラを誤って「Xbox 360 ゲームパッド」としていたところ、Xbox One に訂正。見慣れた Xbox 360用チャットパッドが装着されていたように見えたためうっかり間違えましたが、パッドは Xbox Oneのものです。

Xbox Oneコントローラ用にはWindows 10対応のチャットパッドが発表されましたが、発売は11月予定。キー形状や配置を始めデザインも違います。作者はサードパーティー(LVL99Gear)製のチャットパッドとXbox Oneコントローラを合体させているようです。