新生テクニクス、SL-1200超え謳うターンテーブル発表。BDプレーヤの駆動技術で安定化

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年09月4日, 午前 10:16 in dj
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パナソニックが、独ベルリンで開催中の家電見本市 IFA 2015 でテクニクスブランドのターンテーブルを2016年にも製品化すると発表しました。IFA会場ではその試作品を展示しています。

新製品にはブルーレイディスク機器のモーター制御技術を応用し、従来の製品よりも安定した音響を聴かせるとしています。


 
 テクニクスブランドのアナログターンテーブルといえば、SL-1200。1979年の SL-1200 MK.2 がそのトルクの強さや高い耐久性から、プレーヤーを酷使するクラブDJらに受け入れられ、テクニクスはブランドが一旦終了する2010年12月まで改良を重ねながら販売を継続。生産台数は累計350万台に登りました。

SL-1200 の人気のため、以降のDJ向けターンテーブルは操作系の配置をそっくりそのまま模倣した「SL-1200クローン」が多数発売されています。最近でも2014年にはパイオニアが久しぶりのアナログターンテーブルとして発売した PLX-1000 が、自社の過去のアナログレコードプレーヤーではなく SL-1200 を強く意識したものとして話題となったほか、オーディオテクニカは海外で USB 出力を備える SL-1200 クローン、AT-LP120 USB を発売しています。
テクニクスが IFA 2015 の会場に展示したターンテーブル試作品はボディのみ。トーンアームや操作部は見当たらず、開発はこれからといった印象。しかしテクニクスは発表において、「BD プレーヤーの駆動モーター制御技術を投入し、従来のレコードプレーヤー製品よりもさらに安定したなめらかな回転を実現、ダイレクトドライブターンテーブルを再定義する」と語っています。


パナソニックは2014年のIFAでテクニクスブランド復活を宣言しました。そのときは100万円を超えるスピーカーなど本来の高級オーディオ路線にくわえ、最新のハイレゾやネットワークオーディオを取り入れた製品を発表しています。ただ、その後 SL-1200 の後継機を望む声も数多くあがっていたのも事実。ようやく開発が発表されたターンテーブルが既存の SL-1200 ユーザーの期待にどう応えるのか、注目したいところです。

なおテクニクスは「放送の現場で活躍したSP-10、そして多くのDJが愛したSL-1200を超える製品になる」としています。



下はウクライナ出身のDJ、Juicy M による SL-1200 を使ったDJプレイ。胸元テクニックに注目。
 
 
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