Raspberry Piループサンプラーつきピアノ Quaver。4トラック対応、曲はクラウドで公開

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年09月9日, 午後 04:33 in hacks
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米ペンシルバニア州ランカスターのスタートアップ MajorMega が、ピアノにRaspberry Pi 2 を組み合わせ、4トラックのループサンプラー機能を追加した「Quaver」を発表しました。

4回分の録音をミックスしてできあがったループは、自動的にウェブサーバにアップして公開します。
 
 Quaver の筐体はアップライトピアノそのまんまですが、80年代風のペイントがどことなくピンボールの筐体を思い出させます。鍵盤の上、譜面台があるべき場所には大きめのボタンがひとつとLEDのティッカーボードがあるだけ、その左右には操作説明書が手塗りされています。
 
 
使い方は簡単です。まずはピアノの前に座り深呼吸、おもむろに正面のボタンを押すと録音を開始します。ワンフレーズ弾いたタイミングでもう一度ボタンを押せば録音が停止し、2トラック目の録音待機状態になります。以下、4つめのトラックまで録音を繰り返せばループが完成し、そのまま繰り返し再生します。

このとき、説明書き横の"SAVE & UPLOAD"と書かれたボタンを押せば、楽曲をMP3に変換し、保存します。さらにMP3は自動で特設のウェブページにアップロードして、公開する仕組みとなっています。
 
 
Quarver はピアノに Helpinstill 社製のコンタクトピックアップを取り付けています。これはライブ演奏の際、アコースティックピアノの音をアンプで拡声するために使われます。 Helpinstill のピックアップは1970年代、エルトン・ジョンやビリー・ジョエル、クイーンといったピアノを多用するアーティストのライブでよく使われました。

ピックアップで拾ったピアノの音は Rapsberry Pi 2 基板でサンプリングデータとなり、メモリー上に蓄えられます。そして蓄積されたデータを同時に再生することで、4トラック分のループサンプラー機能を提供しています。


録音された演奏のアップロード先はこちら。きちんと出来上がりを考慮した録音にはなかなか行き当たりませんが、短いループだとめちゃくちゃな演奏でもそれなりに音楽っぽく聴こえてくるのはなんとも不思議なものです。
 


もし、こんなピアノが近くのショッピングモールにおいてあれば、少し触ってみたい気もしないでもありません。
 
 

 

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