アップルは iOS 9 を9月16日から一般向けに配信します。

6月のWWDCで最初に発表された iOS 9 は、1画面に2つのアプリを表示するマルチタスク機能、「マップ」アプリに鉄道の乗り換え案内機能、Siriによる検索の強化などを盛り込んでいます。

特に画面分割のマルチタスク機能は、9月10日のスペシャルイベントで実はiPad Proを念頭に開発されたものであることが明かされるなど、iPadの今後を占ううえで注目の新機能です。

マルチタスク機能

マルチタスク機能は、画面を分割して2つのアプリを動作させる「Split View」や、アプリ使用時に別のアプリを画面端から引き出してきて表示する「Slide Over」、さらに「Picture in Picture」では動画など、ひとつのアプリを小画面で表示しつつ、他の作業を続行することができます。

iOS 9 リリースの9月16日時点でマルチタスキングに対応するのは iPad Air 以降、iPad mini 2 以降に対応。「Split View」機能は iPad Air 2 および iPad mini 4 が対応します。



「メモ」アプリの強化

「メモ」アプリは、これまではテキストを綴って保存するだけの単純なものでしたが、iOS 9ではこれに写真や動画、地図を貼り付けたり、ToDoリストなどを書き込めるようになりました。さらに手書き入力にも対応するため、ささっと一言だけ残しておきたい時などに便利かもしれません。なおメモはすべて iCloud に同期し、他のiPhoneやiPadなどで見ることもできます。

「マップ」アプリに乗換案内を追加

実用面で大きな変化といえるのが「マップ」アプリ。鉄道やバス、フェリーなどの公共交通機関を対象にいわゆる乗換案内機能が追加されます。利用できる都市ごとにカスタマイズされるという画面上の案内は現地にある実物と同じデザインの案内標識などを採用するとのこと。ただ、残念ながらiOS 9 リリース当初は日本は対象地域には入っていません。

その他

iOS 9 では Siri がさらに鍛えられ、メジャーなスポーツの試合結果や天気予報の検索、位置や日時情報からの写真検索、リマインダーへの音声入力といった機能が追加されます。

また iCloud Drive が単一アプリとなり、連携するアプリの一覧表示や同期データの参照も可能になります。

細かいところでは文字入力で使うソフトキーボードに、キートップがアルファベットの大文字/小文字を区別して表示する機能や入力操作、カスタマイズ機能などの追加や改善が含まれています。
 


iPhone 6s /6s Plus は9月25日の発売。iOS 9 はそれより10日ほど早く利用可能となります。